サントリーは、同社のビール類史上最大量のホップを使用した“新感覚のお酒”「HOPPLE(ホップル)」を全国のローソン店舗で12月17日(火)より数量限定で発売します。
記事のポイント
若年層のビール離れの対抗策として開発された、苦みを抑えたビール類飲料。パッケージに“ビール屋さんのスパークリング”と表記されているように、軽やかな飲み口の炭酸系アルコールといったイメージを訴求しています。まずはローソンでテスト販売されるということですが、売れ行き次第では全国・全業態での展開もあるとのことで、どのように受け止められるか注目です。
同社の調査によると、20代・30代の若年層のなかに、「リラックスしながら楽しむお酒として、ビールの香りや味は好きだが、苦みが好ましくない」という意見がある一方で、「甘すぎるお酒も苦手」といった考えを持つ人がいることが分かったとのこと。
「HOPPLE」は、そのようなニーズに応えるため、ビール類の特徴のひとつである“ホップ由来の豊かな香り”がありながらも、“甘み・苦みのバランス”を追求した“新感覚のお酒”です。「若年層の新需要創造にチャレンジしたい」との思いに共感したローソン店舗でテスト発売を行い、将来的には全国・全業態での本格展開を目指します。
ホップはビール類に香りと苦みを付けるために用いる原料で、一般的に使用量が多いほど香りが豊かになる一方、苦みが強いビール類に仕上がります。同商品においては、サントリーのビール類史上最大量のホップを使用し、香りを最大限に引き出しながら、同社として初めて用いる製法により苦みを抑えています。
これにより、香料不使用でホップ由来の複層的に広がるフルーティな香りと、すっきりとした甘みを両立させています。
パッケージは、ホップをあしらった商品名のロゴで中味の特徴を表現するとともに、“自分時間”をゆったりと過ごすキャラクターのイラストで、リラックスした雰囲気と親しみやすさを感じられるデザインとなっています。
■パッケージ:350ml缶、500ml缶
■品目:発泡酒
■アルコール分:5%
■価格:オープンプライス