文房具総選挙2025で GetNavi賞を受賞した電子ペーパー端末 「QUADERNO(Gen.3C)」。デジタルツールなのに、ライフログや手帳好きにこそおすすめだと、編集部は断言したい! その理由と役立つ機能を解説する。
まるで本物の紙? QUADERNOの書き心地
富士通クライアントコンピューティング
QUADERNO(Gen.3C)←製品詳細はこちら
オープン価格画面に適度なざらつきがあり、本物の紙とペンのような書き心地と筆記音が楽しめる。ノートとして使うほか、書類を取り込み、閲覧したり書き込んだりすることも可能。バックライトがなく、目が疲れにくいのも魅力だ。A4とA5の2サイズ展開。
デジタルの利便性と紙らしさを究め続けるハイブリッドツール
近年、体調や読んだ本、アイデアなど、あらゆることを記録する「ライフログ」や、それをカラフルに記す「手帳デコ(手帳デコレーションの略)」が人気だ。ともに重要なのは“紙”に残すことではなく、“手書き”で自分らしく残すこと。そこでGetNaviが推したいのが、富士通クライアントコンピューティングの「QUADERNO(Gen・3C)」だ。
本機は、2025年11月に発売された新モデル。画面がカラーになり、ペンの色も4色から8色に増加。まさにカラフルなライフログや手帳デコに最適なツールといえる。もちろんデジタル製品のため、誤字をきれいに修正でき、ページが増えても軽さ・薄さはそのまま。さらに特筆すべきは、ソフトウェアが随時アップデートされることだ。
いまやユーザーにとって定番の「暗記モード」も、実際は発売後に実装された機能である。ほかにも少々ニッチだが、電子楽譜として使う人向けに、手を使わずにページめくりができる機能が追加されている。そんな少数派を取りこぼさんとする真摯な開発姿勢も好印象だ。
今後も、デジタルらしさと紙らしさを生かし、より機能的かつ自分らしく使えるツールに進化していくと期待できる。これらを鑑み、GetNavi賞に選ばせていただいた。
最適なワケ その1
カラー画面でより見やすく楽しくログを残せる!
従来機もカラーで書き込めたが、端末での表示はモノクロだった(PCなどにファイルを取り出すとカラーに)。それに対し本機は、カラーで表示されて情報が見やすい。そして何より画面が華やかで、気分が上がる!


最適なワケ その2
軽量・極薄ボディでいつでもどこでもサッと記録できる!
A5サイズは、約261g、厚さ約5.9mmと一般的な大学ノートとほぼ同じ重さと厚み。それでいて大学ノート約20万冊分ものデータを保存できる。気軽に持ち運べるため、あとで書こうとすると忘れがちな食事記録なども、その場で書ける。


最適なワケ その3
用途に合わせてあらゆるテンプレートを入れられる!
テンプレートは横罫や方眼罫などが標準搭載されているが、追加も可能。公式HPでは、映画や本などの記録を残せる記録ノートや五線譜など、50種以上が無料配布されている。さらに、自作のテンプレートも追加できる。


最適なワケ その4
専用スタイラス一本で多彩に表現できる!
ペンは、色数だけでなく種類も豊富。太さが均一な「ボールペン」、筆圧を感知し太さが変わる「万年筆」と「筆ペン」、色塗りや印付けに便利な「マーカー」など、様々な線が書け、ペンを複数本持ち歩かなくても、手帳デコができる。


最適なワケ その5
コピペ機能でよく使うマークや項目をスタンプ化できる!
デジタルツールのため、手書きの内容をコピー&ペーストするのは朝飯前。よく使うアイコンやイラストをまとめたページを作っておくと、あとからスタンプのように活用できる。ファイルをまたいでコピペすることも可能だ。

