文房具
2025/5/23 17:00

これ1台に全記録!電子ペーパー端末「QUADERNO(クアデルノ)」こそライフログに最適な5つのワケ

文房具総選挙2025で GetNavi賞を受賞した電子ペーパー端末 「QUADERNO(Gen.3C)」。デジタルツールなのに、ライフログや手帳好きにこそおすすめだと、編集部は断言したい! その理由と役立つ機能を解説する。

 

まるで本物の紙? QUADERNOの書き心地

富士通クライアントコンピューティング
QUADERNO(Gen.3C)←製品詳細はこちら
オープン価格

画面に適度なざらつきがあり、本物の紙とペンのような書き心地と筆記音が楽しめる。ノートとして使うほか、書類を取り込み、閲覧したり書き込んだりすることも可能。バックライトがなく、目が疲れにくいのも魅力だ。A4とA5の2サイズ展開。

 

デジタルの利便性と紙らしさを究め続けるハイブリッドツール

近年、体調や読んだ本、アイデアなど、あらゆることを記録する「ライフログ」や、それをカラフルに記す「手帳デコ(手帳デコレーションの略)」が人気だ。ともに重要なのは“紙”に残すことではなく、“手書き”で自分らしく残すこと。そこでGetNaviが推したいのが、富士通クライアントコンピューティングの「QUADERNO(Gen・3C)」だ。

 

本機は、2025年11月に発売された新モデル。画面がカラーになり、ペンの色も4色から8色に増加。まさにカラフルなライフログや手帳デコに最適なツールといえる。もちろんデジタル製品のため、誤字をきれいに修正でき、ページが増えても軽さ・薄さはそのまま。さらに特筆すべきは、ソフトウェアが随時アップデートされることだ。

 

いまやユーザーにとって定番の「暗記モード」も、実際は発売後に実装された機能である。ほかにも少々ニッチだが、電子楽譜として使う人向けに、手を使わずにページめくりができる機能が追加されている。そんな少数派を取りこぼさんとする真摯な開発姿勢も好印象だ。

 

今後も、デジタルらしさと紙らしさを生かし、より機能的かつ自分らしく使えるツールに進化していくと期待できる。これらを鑑み、GetNavi賞に選ばせていただいた。

 

 

最適なワケ その1
カラー画面でより見やすく楽しくログを残せる!

従来機もカラーで書き込めたが、端末での表示はモノクロだった(PCなどにファイルを取り出すとカラーに)。それに対し本機は、カラーで表示されて情報が見やすい。そして何より画面が華やかで、気分が上がる!

↑手書きメモだけでなく、取り込んだデータもカラーで表示。写真も取り込める。

 

 

最適なワケ その2
軽量・極薄ボディでいつでもどこでもサッと記録できる!

A5サイズは、約261g、厚さ約5.9mmと一般的な大学ノートとほぼ同じ重さと厚み。それでいて大学ノート約20万冊分ものデータを保存できる。気軽に持ち運べるため、あとで書こうとすると忘れがちな食事記録なども、その場で書ける。

 

↑標準搭載されているスケジューラーのデイリーページ。1日1ページ手帳としても使え、かさばらないため、旅行にも持って行きやすい。

 

 

最適なワケ その3
用途に合わせてあらゆるテンプレートを入れられる!

テンプレートは横罫や方眼罫などが標準搭載されているが、追加も可能。公式HPでは、映画や本などの記録を残せる記録ノートや五線譜など、50種以上が無料配布されている。さらに、自作のテンプレートも追加できる。

 

↑2つのドキュメントを並べて表示できるため、例えばスケジューラーで予定(左の画面)を確認しながら、TO DOリスト(右の画面)をまとめるといった使い方も可能。ちなみに、このTO DOリストも公式HPで配布されている。

 

 

最適なワケ その4
専用スタイラス一本で多彩に表現できる!

ペンは、色数だけでなく種類も豊富。太さが均一な「ボールペン」、筆圧を感知し太さが変わる「万年筆」と「筆ペン」、色塗りや印付けに便利な「マーカー」など、様々な線が書け、ペンを複数本持ち歩かなくても、手帳デコができる。

 

↑緑色のマーカーで塗った箇所は、「暗記モード」を使うと黒くマスキングされ下の文字などを隠せる。またペンでタップするとマスキングが外れて隠した内容を確認できるようになっている。マーカーはあとでキレイに消せるため、途中で隠す単語を変えることも可能だ。

 

 

最適なワケ その5
コピペ機能でよく使うマークや項目をスタンプ化できる!

デジタルツールのため、手書きの内容をコピー&ペーストするのは朝飯前。よく使うアイコンやイラストをまとめたページを作っておくと、あとからスタンプのように活用できる。ファイルをまたいでコピペすることも可能だ。

 

↑イラストだけでなく、ルーティンにしているタスクをまとめたリストなど、繰り返し使う文字情報をコピペするのも楽だ。