NECプラットフォームズは、「Aterm」ブランドの無線LANルーターを6月8日に発売します。ラインナップは、最大867Mbps対応の2ストリーム標準モデル「Aterm WG1200HS2」と、コンパクトなデザインの「Aterm WF1200CR」の2機種。実売予想価格はWG1200HS2が7500円前後、WF1200CRが4500円前後(いずれも税抜)。
いずれの機種も、Wi-Fiの高速通信規格IEEE802.11acに対応。スマートフォンなどの端末の位置を検知し、集中的に電波を送信する「ビームフォーミング」機能も搭載しています。また、アンテナや基板構造を小型する独自技術「極技(きわみわざ」により、安定した通信を維持しながらコンパクト化を実現していることが特徴です。
WG1200HS2は、2017年4月に発売された2ストリームの高機能モデル「Aterm WG1200HP2」から、「バンドステアリング」や「オートチャネルセレクト」といった機能を省き、低価格化した標準モデル。「ビームフォーミング」機能のほか、複数の端末と同時通信が可能な「MU-MIMO」にも対応し、快適な高速通信を実現します。
さらに、“Wi-Fiの見える化”や“不正アクセスの検知”を実現する「見えて安心ネット」を搭載。家族の端末からの接続の許可/制限を端末ごとに設定できるほか、知らない端末からの接続を通知して拒否するなどの設定が行えます。設定はスマホアプリを利用するので、誰でも簡単に設定できます。
ギガビット対応のInternet端子とLANポート×3も備え、複数の機器の有線LAN接続にも対応しています。
WF1200CRは、インテリアになじむシンプルでコンパクトなデザインを採用。無料の専用アプリ「らくらくQRスタート」を使った「らくらくQRスタート 2」や、ボタンを押すだけで設定できる「らくらく無線スタート」などを利用し、誰でも手軽にWi-Fiの設定が行えます。LANポートは1基のみ。
2機種とも、コンパクトながら必要な機能は十分備えた無線LANルーターとなっていますので、これから自宅のWi-Fi環境を整備しようと考えている方は、ぜひチェックしてみて下さい。