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2017/6/6 20:00

【BARに急げ!】240本限定のウイスキー「ザ・グレンリベット チャペラー」ーーその魅力をイチ早く体験してきた

「シングルモルト」ーーウイスキー好きでなくとも、なんとなく耳にしたことがある人は多いでしょう。複数の蒸溜所のモルトを混ぜたブレンデッド(ヴァッテッド)とは違い、単一の蒸溜所のモルトだけを混ぜることがその由来で、個性的な味わいが特徴。そのなかで、シングルモルトの原点とされるのが「ザ・グレンリベット」です。この度、希少な限定品が発売されるということで、お披露目のディナーにもぐり込んできました!

 

凝縮感のある旨味とリッチな果実味が特徴!

会場となったのは、東京を代表するスカンジナビアンレストラン「アクアヴィット」。WEBの応募で当選したブランドのファンが中心に集められており、この日の店内は「ザ・グレンリベット」一色。熟成年度やフィニッシュの違いなどで分けられた様々な銘柄が並ぶなか、堂々たる一本を発見しました。

↑ザ・グレンリベット シングルカスク チャペラー 3万7800円
↑ザ・グレンリベット シングルカスク チャペラー(3万7800円)

 

価格もかなりスペシャルですが、それもそのはず。基本的にはバーをはじめとする業務市場限定展開で、日本のみの240本という希少数なのです。その後、ありがたくもテイスティングする機会に恵まれました。

 

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ちなみに、「シングルカスク」というのはシングルモルトよりさらに単一性を追求したウイスキーのこと。蒸溜所のひとつの樽のみから瓶詰めすることで、さらに個性的な味になります。そのうえで、このチャペラーは14年の熟成を経た特別な樽を選び抜き、加水調整せずに樽からそのままボトリング。しかも低温濾過をせず、ノン・チルフィルタード製法で、本来のフレーバーを生かしているそうです。

 

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加水をしていない「カスクストレングス」というタイプなので、アルコールは60.5度とかなり高め。それもあって、甘味に似た凝縮感のある旨味とリッチな果実味を感じられます。さらには、シナモンやジンジャーのようなスパイシーさ、レモン系の爽やかな香り、クリーミーなキャンディのようなまろやかさも。

 

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カスクストレングスは「トワイスアップ」などで加水すると、飲みやすくなるとともに香りが開きます。味わってみると、リンゴや洋ナシ、桃を感じさせるフルーティさが広がる印象でした。

 

取り扱いのバーを探してでも飲むべき希少な味わい!

その後は、昨年738本限定で発売された「アルダンフ」のテイスティングも。さらには19世紀の伝統的な製法を用いた「ナデューラ」シリーズと一緒にコース料理とのペアリング体験も。

↑ザ・グレンリベット シングルカスク アルダンフ(3万7800円)。シェリー樽で15年以上熟成させた特別限定品で、レーズンやカシスのような赤い果実を思わせる官能的な味わいが特徴です
↑ザ・グレンリベット シングルカスク アルダンフ(3万7800円)。シェリー樽で15年以上熟成させた特別限定品で、レーズンやカシスのような赤い果実を思わせる官能的な味わいが特徴です

 

コースのアペタイザーで登場したのは、アクアヴィットが得意とする魚料理。ノルウェーサーモンがメインの一皿で、合わせたのは「ザ・グレンリベット ナデューラ オロロソ」。スペイン・ヘレス地方のシェリー樽のみで熟成され、フレッシュでトロピカルなフレーバーが爽やかな料理にマッチします。

 

メインディッシュには牛サーロインのローストが供されました。ペアリングは、「ザ・グレンリベット ナデューラ ピーティッド」。これは、もともとピートの薫香がない「ザ・グレンリベット」をピートの効いたウイスキーの熟成に使用した樽でフィニッシュしたもの。なめらかでフルーティな味わいにソフトなスモーキーさがプラスされ、奥深さが絶妙でした。

 

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美酒と美食で開場は大盛り上がり。贅沢なディナーに、みなさん大満足していたのではないでしょうか? なお「ザ・グレンリベット シングルカスク チャペラー」は、6月5日から出荷開始。飲食店向け(※)なのでネットやリカーショップで買うことはできませんが、だからこそぜひ味わっていただきたいと思える逸品です。バーなどで見つけたら、ぜひ超希少な体験を!

※「ザ・グレンリベット シングルカスク チャペラー」の展開店舗については、「ザ・グレンリベット」のWEBページで公開されています。

 

【URL】

ザ・グレンリベット https://www.theglenlivet.jp/news/

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