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2019/6/28 17:00

チューハイのお供にぴったり! 「卓上たこ焼き器」で作る絶品おつまみの噺

夏祭りのたこ焼きって、なんでこんなにおいしいんでしょうか? 特に、アツアツの1玉をハフハフ言いながらチューハイで流し込む瞬間は、幸せのひとこと。それが、自宅の卓上で楽しめたらいいと思いませんか? というわけで今回は、自宅でたこ焼き&チューハイパーティが楽しめる調理アイテム、イワタニの「スーパー炎たこ(えんたこ)」をご紹介。本品を使い、定番のたこ焼きをはじめ、パーティで盛り上がること間違いなしのおつまみ3品を作っていきます。さらに、プラスαのおつまみ作りに最適なアイリスオーヤマの「両面ホットプレート」もご紹介していきましょう!

 

「スーパー炎たこ」の人気の秘密は直火にあり

関西では一家に一台、たこ焼き器がある―――これはあながち嘘ではありません。かくいう関西出身(京都)の筆者の実家にもたこ焼き器はありますし、東京の自宅にもあります。関西でポピュラーなたこ焼き器のなかでも定評があるのが、イワタニの「スーパー炎(えん)たこ」(実売価格6000円前後)です。

↑たこ焼き器といえば電気式が一般的ですが、スーパー炎たこはカセットボンベタイプ。本体サイズは幅348×奥行き231×高さ133mmで、重さは約2.2kg

 

カセットボンベをセットして直火でたこ焼きプレートを温めるのがスーパー炎たこの特徴。これまで幾度となくたこ焼きを焼いてきた筆者も、電気式から直火のスーパー炎たこに変えて、そのキレイな仕上がりに驚かされました。

↑プレートを外すと、U字のバーナーが現れます。この形のおかげでムラなく短時間で焼けます

 

直火で短時間で焼けるのは大きなメリットですが、たこ焼き作りに慣れていない人は要注意。のんびり作るとたこ焼きをひっくり返す前に焼き上がってしまうので、きれいな球体にするのが難しくなります。たこ焼き作りは勢いが大事です!

※本稿は、もっとお酒が楽しくなる情報サイト「酒噺」(さかばなし)とのコラボ記事です。

 

 

おつまみその1

だし汁多めで作りたい“ふわとろ”な「たこ焼き」

まずはベーシックな「たこ焼き」を作っていきましょう。東京では表面がカリッとしたたこ焼きを食べる機会が多いですが、関西のたこやきは比較的“ふわとろ”なイメージです。家庭でもこの仕上がりを再現したいなら、できるだけ水分を多めにするのがポイント。

●用意した食材

・たこ焼き粉 100g

・だし汁 400cc

・卵 3個

・青ネギ 適量

・紅しょうが 適量

・天かす 適量

・ゆでだこ 適量

・サラダ油 適量

・青のり 適量

・鰹節 適量

・たこ焼きソース 適量

・マヨネーズ 適量

 

だし汁は顆粒だしを溶かしたもので構いません。今回は400ccにしましたが、たこ焼きを焼くのが得意な人はもう少し増やしてもいいでしょう。ただし、水分が増えるときれいに丸めるのが難しくなるので、まずは上記の分量で練習すると安心です。

 

ボウルにだし汁を入れ、分量のたこ焼き粉をしっかり混ぜます。さらに卵を割り入れて混ぜましょう。ゆでだこはひと口大にカット。スーパー炎たこに火を点けて温まったらたこ焼きプレートにサラダ油をさっと塗ります。ここからはスピード勝負!

 

たこ焼きプレートの穴から生地が少し溢れるくらい流し込みます。各穴にたこをひとつずつ入れたら、あとは青ネギ、紅しょうが、天かすをまんべんなく散らしましょう!

↑ここは強火で一気に進めます。たこさえそれぞれの穴に収まれば、あとの具は大胆に散らすだけで構いません!

 

生地に少し火が通ってきたら返す準備をします。スーパー炎たこにはプレートにガイド線があるので、線に沿って切れ目を入れます。四角く切り分けた生地は穴のまんなかに集めて丸くしましょう。ここまで来ればあと少し!

 

最後は一気にひっくり返していくのみ。全体をコロコロと転がしていけば、いつの間にかきれいな球体に。

↑一見すると「失敗か!?」と思えるたこ焼きですが、このまま気にせず転がしていきましょう

 

こちらが完成したたこ焼き。プレート一面に広がっていた生地が、こんなにきれいに丸くなるんです。ここまでの時間は10分もかかっていません。

↑中央のほうが温まりやすいので、焼け具合に応じて内側と外側のたこ焼きを入れ替えるのも忘れずに

 

お皿に盛り付けて、たこ焼きソース、マヨネーズ、青のり、鰹節をかければ完成。さっそく味見してみると、ふわとろなたこ焼きに仕上がっています。だしの味もしっかりきいていてたまりません。

↑たこ焼きといえばふわとろタイプが好きな関西人としては大満足の仕上がりです

 

たこ焼きならどんなチューハイも合いますが、縁日気分を高めるなら、ラムネ割りの焼酎ハイボールもオススメ。「たこ焼きにラムネ」という子どものころの縁日を思い起こす組み合わせが、郷愁を誘います。

↑アッツアツで甘辛い味付けのたこ焼きに、ほんのり甘い香りのラムネ割りのサワーは相性バツグン。口に運ぶ手が止まりません

 

※本稿は、もっとお酒が楽しくなる情報サイト「酒噺」(さかばなし)とのコラボ記事です。

 

おつまみその2

ジューシーながあとを引く「しゅうまい」

たこ焼き器を利用して作る料理は、たこ焼き以外にもいろいろあります。そのなかでも「しゅうまい」はチューハイに合わせるのにぴったりです。作り方も簡単で、餡さえ用意すればあとはたこ焼き器で蒸し焼きにするだけでOKです。

●用意した食材

・豚挽き肉 200g

・玉ねぎ 1/2個

・おろし生姜 小さじ1(チューブタイプでOK)

・鶏ガラスープの素 小さじ1

・砂糖 大さじ1

・しょうゆ 大さじ1

・ごま油 大さじ2

・片栗粉 大さじ3

・しゅうまいの皮 20枚

・グリーンピースの水煮 20個

・水50ml

 

みじん切りにした玉ねぎをビニール袋に入れ、そこに片栗粉を入れてよく混ぜます。同じ袋に豚挽き肉、おろし生姜、鶏ガラスープの素、砂糖、しょうゆ、ごま油を入れてしっかり揉みましょう。あとは、スーパー炎たこのプレートにしゅうまいの皮を載せ、穴の形になるように指で押します。

 

ビニール袋の角を切って小さな穴を開けたら、しゅうまいの皮の上に餡を絞り出していきます。これなら手が汚れないのでいいですね。

↑餡のなかに多めにごま油を入れているので、たこ焼き器に油はひきません。餡はたこ焼き器の穴の高さまで入れます

 

餡を入れ終えたらグリーンピースを載せて準備は完了。炎たこに点火し、完全に温まったら50mlの水を4回に分けて全体にかけ、アルミホイルでフタをして約5分加熱しましょう。

↑お好みでしゅうまいの皮の端を内側に織り込むと、よりしゅうまいらしい見た目になります

 

こちらが完成したしゅうまいです。たこ焼きと同じようにコロンとした形のしゅうまいはかわいらしさがあり、子どもにも喜ばれそう。

↑スーパー炎たこのプレートの穴は少し大きめなので、高級しゅうまいのサイズ感です

 

皮は揚げ焼きをしたように少しパリッとしているのに対し、中身の餡はジューシー! そんなボリューミーなしゅうまいには、ドライな味わいのチューハイがベストマッチ。チューハイが肉の旨みを引き立て、脂のしつこさを爽やかに流してくれるので、しゅうまいがいくらでも食べられそう!

↑甘さを抑えたドライなチューハイが、肉汁の旨みを引き立ててくれます!

 

※本稿は、もっとお酒が楽しくなる情報サイト「酒噺」(さかばなし)とのコラボ記事です。

 

おつまみその3

好みの食材を入れるだけの「お手軽アヒージョ」

たこ焼き器を使ったアレンジレシピのなかでも人気が高いのが「アヒージョ」です。たこ焼き器の穴にオリーブオイル、にんにく、好きな具材を入れてさっと煮込むだけなので、誰でも手軽に作れます。

※アヒージョを作る際は熱いオイルがはねやすいのでご注意ください。火をつけっぱなしにすると危ないので、調理し終えたら火を消しましょう

 

●用意した食材

・プチトマト 8個

・ボイルえび 8尾

・鶏もも肉 100g

・ブロッコリー 8房

・マッシュルーム 2個

・オリーブオイル 適量

・刻みにんにく 適量

・塩こしょう 適量

 

まずはたこ焼き器の穴のサイズに合わせて食材をカット。穴の3分の1くらいまでオリーブオイルを入れ、続いて刻みにんにくを加えて火を点けます。オリーブオイルがふつふつしてきたら具を入れて、あとは火が通るのを待つだけ。

↑にんにくを入れたオリーブオイルを温め、具材を入れればOK

 

火が通ったら、思い思いのタイミングで、アツアツのおつまみをちょっとずつ楽しめるのがいいところ。こういった洋風のおつまみに合わせるなら、やっぱりレモンサワーがぴったり。オリーブオイルとにんにくの風味、炭酸の刺激とレモンの酸味が相まって互いに引き立てあいます。

↑にんにくの風味がきいたアツアツのアヒージョと、キリッと冷えたレモンサワーは最高の組み合わせ

 

本格的なたこ焼きが焼けるだけでなく、さまざまな活用術があるスーパー炎たこ。上手に活用すれば、おつまみの幅が広がりますよ。あなたも炎たこで夏にピッタリなおつまみを楽しんでみては?

撮影/黒飛光樹(TK.c)

 

※本稿は、もっとお酒が楽しくなる情報サイト「酒噺」(さかばなし)とのコラボ記事です。

 

【コチラもおすすめ!】

2つの面で違う温度で調理できる「両面ホットプレート」

アイリスオーヤマの「両面ホットプレート」(税抜価格1万2,800円)は、折りたたみ式のホットプレートです。プレートごとに温度帯を変えられるので、右では炊き肉、左ではお好み焼きといったように同時に異なる料理が調理できます。

↑各プレートで250℃/200℃/140℃/保温の調整が可能。別々の料理が作れます

 

さらに、平面プレート、たこ焼きプレート、ディンプルプレートの3種類が付属しているのも特徴。各プレートは本体から取り外して丸い洗いできるので衛生面も安心です。また、本体とプレートはコンパクトに収納でき、出し入れしやすいのもうれしい点。ハレの日だけでなく日常的に使えるホットプレートを探している人にぴったりです!

↑開いた状態では幅65×奥行き33.6×高さ9cmですが、折りたたむと幅33.6×奥行き15.5×高さ34.3cmとコンパクトに。収納もカンタンです

 

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「酒噺」(さかばなし)とのコラボ記事です!!