「中村 優の走って試して優言実行」 第2回 ソニー アクションカム HDR-AS300R【後編】
タレントの中村 優さんが“本当に優れたアイテムはどれなのか”をコンセプトに、ランニングギアを使い倒す本連載。第2回では、ソニーのアクションカムを使ってハイクオリティな動画撮影に挑戦します。前編では、ラインナップが豊富なアクセサリーのなかから、ランニングに最適なツールを厳選。使用するアクセサリーも決まり、いよいよ本題の動画撮影がスタートです!
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皇居周回5kmのランニングでアクションカムをお試し!
それでは、フィンガーグリップを装着した「HDR-AS300R」を持って皇居ランに臨んでみましょう。1周約5kmのランニングコースを、カメラ回しっぱなしでのんびりと30分ほどかけて走ってみました。
30分くらいの走行時間だと、手も腕もたいして疲れませんでした。撮影に慣れたらだいたい撮れる画角もわかってくるので、より軽くするためにライブビューリモコンは外してもいいかもしれません! では、実際に撮った映像を見てみましょう!
↑中村優の「走って試して優言実行」 第2回 皇居ラン
圧倒的な手ブレ補正力に驚き!
ソニーのアクションカムは、他メーカーと比べても評判が高い空間光学方式のブレ補正機能に対応しています。例えば、上下左右に細かく動かしても、撮れる画面はほとんど揺れません。ただ、今回撮った動画も上下のブレは大幅に抑えられていますが、少し水平方向のひねりには弱い印象でした。そのあたりを意識しながら走行すれば、わたしが求めていたクオリティの高いイイ感じの動画が撮影できそうです!
フィンガーグリップの場合、手首を固定しないとどうしてもぐらぐらと水平方向の捻りが出てしまいました。これは反省ですね。ただ、意識して撮ろうと寄った花や景色は、滑らかに映像が流れて見やすいので、手首を固定することを心掛ければ問題なくなると思われます。一度コツを覚えてしまえば、走行中の様子ももっと上手く撮れそうです!
あとは自撮りもイイ感じ! 私の自撮りのうまさは以前出演していたランニング情報番組「ラン×スマ」で実証済みですが(笑)、空間光学ブレ補正のおかげでブレることなく上手に撮れて大満足です!このハイクオリティな映像は、さすがにスマホでは撮れないかと……。
また、今回の撮影はMP4(1920×1080)を60Pで撮影しました。64GBのmicroSDカードなら320分撮影可能とのことで、今回の撮影では十分間に合いました。ちなみに、128GBのSDカードなら640分の撮影が可能なので、フルマラソンでも撮りっぱなしで走ることができます。
動画は簡単編集でSNSに公開!
こうしてイイ感じの動画が撮影できると、やっぱりSNSにアップしたいですよね。そんなときは、スマートフォン専用アプリ「PlayMemories Mobile」をダウンロードしてアクションカムと連動させれば、簡単に動画をスマホに保存することが可能です。
実は先ほどの動画は「Action Cam Movie Creator」で編集しましたが、
実際にアクションカムを使ってみて……
まずはじめに思ったことは、ランナーのいちギアとして今後はもっとアクションカムが一般的になってくるだろうということ。なによりもランニング中の激しい手ブレを補正してくれるのは驚きで、ランニング×アクションカムの可能性をあらためて実感できました。
もちろんスマートフォンでも動画は撮れるけど、やっぱりクオリティ面は期待できません。その点、アクションカムを使えば観光ランやレースでクオリティが高い動画を簡単に記録できるのはとても便利です。ランニングを趣味としている人なら、1台持っていれば色々と楽しめることは間違いないはず! 特に「撮りラン」をしたい人は、“フィンガーグリップ×水平方向のひねりNG”の法則をお試しあれ!!
【URL】
ソニー アクションカム http://www.sony.jp/actioncam/
中村 優オフィシャルホームページ http://www.nakamura-yu.com/