世界各地で盛り上がりを見せているeスポーツ。日本でも今年2月に「一般社団法人日本eスポーツ連合」が設立された。
そうしたなか、欧州で新たな動きがあった。「PES(日本名:ウイニングイレブン)」のeスポーツリーグを運営する『eFootball.Pro』が、名門FCバルセロナがリーグに参加することが決まったと発表したのだ。
Welcome @fcbarcelona to our exciting competition. ??#theevolutionoffootball All the info at https://t.co/6txj3iKPis pic.twitter.com/A3lsFAJAMN
— eFootball.Pro (@eFootballPro) February 27, 2018
「ウイニングイレブン」シリーズで知られるKONAMIは、世界最高峰のUEFAチャンピオンズリーグと契約を結び、その公式大会として「PES LEAGUE WORLD TOUR 2018」を現在開催中。また、昨年11月にはスペインの『eFootball.Pro』をベースとして国際リーグを発足させ、様々なイベントを企画している。
バルセロナはその新たなリーグに参加する、世界初のサッカークラブとなる。
『eFootball.Pro』のプロモーターでもあるバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは以下のように話し、クラブがeスポーツに参入したことを喜んだという。
ジェラール・ピケ
「選手として、僕のクラブがeスポーツへの参戦を決めたこと、KONAMIとともに革新的なプロジェクトに関われることは、とても嬉しいよ。バルセロナはこの大会の価値に貢献することができるし、他の参加チームが大きなライバルになることを確信しているよ」
他の参戦チームは今後随時発表されていくとのこと。
ちなみに、KONAMIとバルセロナは2016年にプレミアムパートナー契約を締結しており、試合でゴールが決まった際のツイートにはよく「ウイイレ」の映像が使われている。
⚽️ 26: GOOAAAAAL!!! Messi puts Barça ahead with a fabulous free kick!!! #BarçaAtleti (1-0) pic.twitter.com/T7FVFImj2a
— FC Barcelona (@FCBarcelona) March 4, 2018
リアルサッカーゲームは選手やクラブなどが現実とリンクしているため、すでに大きなベースがあることが特徴。今後どのように発展していくに注目していきたい。