最近、ネット動画の表示が重い、ダウンロードが以前より遅くなった……と感じることはないでしょうか。これは何も気のせいではなく、家庭のネット環境はそのままなのに、配信される動画が4K対応になるなどコンテンツのほうが日に日にリッチになっているから、という理由が考えられます。
そんななか、3月1日から受付が始まったKDDIの新サービス「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が大きな注目を集めています。なんとこちら、個人宅向けとしては“世界最速”(*)を謳う、上り/下り最大10Gbpsを提供するサービスなのです!
*個人宅向けFTTHサービス市場 (月額100ドル未満) で上り下り速度が共に10ギガのサービス。【2018年1月付けOvum調査報告に基づく】
■サービスの詳細・提供エリア・申込みはコチラ↓
https://www.au.com/cmp/hikari_kousoku/
頭ひとつ抜きん出た速さ! 無線LAN利用でも超高速
“世界最速”や“10ギガ”と言われてもピンとこないかもしれませんが、現在の家庭(ホーム)向けに提供されている光回線の主流は1Gbps。これが一気に10Gbpsというのは衝撃的! これだけでも飛び抜けて高速だということがわかります。
しかも、提供される新ホームゲートウェイ「BL1000HW」(ルーター的役割の機器)も高性能で、最新の無線LAN規格「Draft IEEE 802.11ax」に対応し、無線LANの速度は最大2.4Gbpsとこちらも超高速。無線LAN利用でも頭ひとつ抜きん出た高速データ通信が可能です。
では、この「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を実際に家庭に導入した場合、日常生活にどのようなメリットや変化があるのでしょうか。今回は2人の専門家に話をうかがいました。
【専門家に聞きました!①】
家族間での“帯域幅”争奪戦に終止符! さまざまなシーンで活躍
まずはPC/デジタルライターの後藤 宏さんに、世界最速「auひかりホームX(テン) 10ギガ」のメリットについて、わかりやすく説明していただきました。
【Profile】
後藤 宏さん
“パソコンはともだち”が口癖のPC好きデジタル系ライター。機器のスペックはもちろん、通信速度やオンラインサービスにも、オタク特有のツッコミを入れる、めんどうな人。
――まず、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」の注目ポイントはどこになりますでしょうか?
後藤 宏さん(以下、後藤):本サービスで注目すべきは10Gbpsまでのデータ伝送に耐えられる“帯域幅”です。4K動画のストリーミング視聴も、オンラインゲームの対戦も、1つのサービスを利用するだけなら「auひかりホーム 1ギガ」でも、レスポンスはあまり変わらないでしょう。
しかし、それらを同時に利用した場合、従来の環境ではデータの伝送が間に合わず、タイムラグが発生してしまいます。例えるなら、「華厳滝」と「ナイアガラ」の違いですね。水が落ちる速度自体の違いというよりも、水の“量”が変わるイメージです。
近年では動画をはじめ、ほとんどのコンテンツが大容量化していますし、ネットサービスが浸透している現在では、快適に生活するために欠かせない要素と言えます。
――確かに、家族と一緒に生活していると、休日などはちょうどネットを利用する時間が重なってしまうことって多いですよね。具体的にはどういった人におすすめですか?
後藤:先に挙げたとおり、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」最大のメリットは、同時にたくさんのデータを伝送できること。これまでは、複数の端末から同時にネットサービスを使おうとすると、速度が遅くなっていました。
例えば、動画配信サイトで4K動画を視聴していると、それだけで多くの帯域幅を占有してしまいます。なので、家族の誰かが同じタイミングでネットショッピングを利用しようとすると、お互いに影響しあって動画のバッファが追いつかずに再生が止まってしまったり、買いたい商品の画像がなかなか表示されなかったりする場合があります。家族で帯域幅の争奪戦になっていたんですね。「auひかりホームX(テン) 10ギガ」なら、従来の「auひかりホーム1ギガ」から帯域幅がかなり増えるので、そういった状況でも快適に利用できるようになります。
このことから考えて、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」は、家族がそれぞれパソコンを利用していて、高品位なネット動画やネットショッピング、ストリーミング形式の音楽サービスを存分に楽しみたいといった家庭にイチオシ。無線LANも高速なので、スマホ利用でも快適です。
――動画配信サービスやネットショッピングの話が出ましたが、それ以外のシチュエーションで「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を導入するメリットはありますか?
後藤:アプリやOSのアップデートにも効果絶大です。OSやアプリのアップデートはデータ量が大きい場合がありますが、予期せぬときに処理が始まってしまっても、10Gbpsなら超快速に処理が完了するはずです。ほかにも、動画のダウンロード時間の短縮にもつながります。
――それでは、後藤さんご自身が「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を導入したら、どのような使い道を考えていますか?
後藤:音楽ストリーミング配信サービスで音楽を流しっぱなしにしながら、ネット動画を観たり、ネットショッピングを楽しんだりといった使い方をしたいですね。
また、個人的にビジネス用として1TBのオンラインストレージを利用しているのですが、家で仕事をしているようなケースで動画や画像といった大容量データをオンラインストレージを介してスタッフ間で共有する場合などにも活用したいです。
――ここまでは現状でのメリットをうかがってきましたが、今後普及する可能性のあるテクノロジーで、通信速度の速い「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が活躍しそうなものがあれば教えてください。
後藤:スマートスピーカーをはじめ、今後はネットにつながり、AIの活用を前提としたIoT家電がますます増えて、データのやりとりも大きくなってくると予測されます 。たとえば、家具を買う前に部屋にマッチするかどうかを調べられるよう、家庭内にダイレクトに3Dデジタルデータを投影するなど、AR(拡張現実)・MR(複合現実)を利用する場面も今後は広がってくると思います。
そういった環境になったとき、不可欠となるのが大容量データの同時伝送に耐えられるネット回線です。大容量な帯域幅を確保できる「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が活躍するでしょう。
■サービスの詳細・提供エリア・申込みはコチラ↓
https://www.au.com/cmp/hikari_kousoku/