コクヨの博覧会「コクヨハク」が3日間限定で開催、金曜日にオープンした。
文房具メーカー、コクヨの販売イベントで、会場限定品や新商品を見て触って確かめ、購入できる。6回目を数える今回は「ステーショナリーレストラン」がテーマ。文房具を食材や料理に見立てた世界観を楽しめる。
“フルコース”として仕立てられたのは以下のメニュー。
MENU
食前酒 -aperitif-
メッセージボトルセット
前菜 -appetizer-
・A3キャンパススケッチブック
・スイーツ原稿用紙
メインディッシュ -main dish-
イラストレーターコラボ野帳
デザート -desert-
リエデン カラーズ スイーツ
特別料理 -specialties-
やチョコ
GetNavi webは3月29日の前夜祭に参加。会場をぶらついて存分に楽しんだのだが、なかでも注目したのはこの6ポイントだ。
1.遠近感が狂うキャンパスノート
もっとも一般的なキャンパスノートはセミB5やA4サイズ。それが今回、この会場限定でA3サイズが登場した!
キャンパスノートといえば、ピンクが横罫Aサイズ、ブルーが横罫Bサイズと区別されているが、この巨大版の中紙はどちらも無地。だから好きな色を選ぼう。紙も剥ぎ取りタイプなので、スケッチブックとしてダイナミックに使えそうだ。各日限定50個販売。
2.手持ちの測量野帳も衣替え
会場奥には「カスタマイズBAR」が設置。「野帳カバー」をかけたりさまざまなスタンプを選んで押したり、手持ちの測量野帳をカスタマイズし、スペシャルな一冊にできるワークショップコーナーだ。
3.什器にもかぶりつき!
細かい部分も塗りやすい四角芯が特徴の「ドローイングマーカー」が今夏30色(蛍光色を除く)にラインナップを増やす。会場には、その新色をいち早く試せるコーナーも。
4.とらやの羊羹でしょうか? いいえ、クレヨンです
ドローイングマーカーなど「ドローイング+」と同じコーナーでは、「スイーツ透明くれよん」を試せる。2色が一体となっており、紙に描くとあっと驚く繊細で明るい色を発色する。これはコクヨ「透明クレヨン」を和菓子に見立てて形作ったもので、見ても食べても(描いても)美しい、日本の和菓子そのものを体現しているよう。
5.コクヨデザインアワードの受賞作で膝ポンする!
2002年から毎年開催されているコクヨのコンペ「コクヨデザインアワード」。受賞作は、卓越したデザインセンスとニヤリとさせられる遊び心を併せ持った秀作ぞろい。会場では、商品化された受賞作を購入できる。この手があったか! と思わず膝を打ってしまうはず。
6.「やチョコ」が思った以上に測量野帳!
文房具ファンの間での、昨今の測量野帳ブームを反映するかのように、今回のコクヨハクでは測量野帳に関連する商品や企画が豊富。傑作は、測量野帳をモチーフにしたチョコレート菓子、その名も「やチョコ」だ。抹茶チョコレートで表紙が、層にしたホワイトチョコレートで小口が作られており、金色の文字で“SKETCH”のタイトル入り。本物以上の重量感も味わい深い。
そのほか、キャンパスノートの製造工場である「コクヨ工業滋賀」の「びわこ文具」や鳥取のファイル工場「コクヨMVP」の「TOTONOE」などコアな人気を誇る商品シリーズや、人気イラストレーターによるライブドローイングや手持ちの測量野帳への活版印刷での名入れなど、企画も盛りだくさん。
おなかいっぱい、文房具を堪能すべし。
【イベント情報】
コクヨの博覧会「コクヨハク」
開催日:2018年3月30日(金)〜4月1日(日)
時間:10:00〜20:00 ※最終日のみ10:00〜18:00
場所:KITTE地下1階 東京シティアイ パフォーマンスゾーン(東京都千代田区丸の内2−7−2)