サンスターからスマホ連動デバイス、「G・U・M PLAY」(ガムプレイ)が発表されました。ハブラシの動きと連動したゲームが楽しめたり、ニュースを読み上げてくれたり、正しい歯みがきを指導してくれたりと、楽しく便利な機能が詰まった製品の魅力に迫ります。
いつものハブラシに取り付けるだけで毎日の歯磨きが楽しくなる!
「G・U・M PLAY」は、ハブラシのハンドル底部に、加速度センサー搭載のアタッチメントを取り付け、無線技術のBluetoothを利用してスマホと連携するデバイスです。歯みがきの動作をリアルタイムにスマホに伝送することで、スマホ画面と連動したゲームなどが楽しめます。また、口内の位置を16分割して認識し、独自のアルゴリズムによって歯みがきを数値化・記録する機能も搭載。「よい歯の日」にちなんで2016年の4月18日に発売。価格は5400円。公式サイトでは、すでに先行予約を開始しています。
「G・U・M PLAY」は、3つのアプリを使って使用します。アプリは以下の通り。
①ゲーム感覚で歯みがきができる「MOUTH MONSTER」
②楽器を演奏するように歯みがきできる「MOUTH BAND」
③歯みがき中にニュースを読み上げる「MOUTH NEWS」
MOUTH MONSTERの動画はコチラ↓
「MOUTH BAND」アプリの「SONG MODE」の動画はコチラ↓
理想的なブラッシングへと導くチェック機能も充実!
上記3つのアプリは、2つの基本機能「MOUTH CHECK」「MOUTH LOG」を搭載しています。「MOUTH CHECK」は歯科衛生士のブラッシングの動きに、どれだけ近いかを採点する機能。「MOUTH LOG」は、3つのアプリで蓄積した歯みがきデータを記録・分析する機能で、みがき具合を点数と色でチェックできます。
サンスター経営本部 広報部 高橋悟朗さんに製品開発の意図を聞きました!
本製品でオーラルケアの意識を高め、正しい歯磨きを知っていただきたい
「G・U・M PLAYは、当社にとって初めての試み。オーラルケアの意識を高めていただき、正しい歯磨きを知っていただきたいという意識で開発しました。ターゲットは、20~44歳のお子さんをお持ちのファミリー層を想定していますが、幼稚園などの需要も期待しています。また、当社の目線でいえば、本製品単体での売上より、その先を見据えたサービスに繋げるという意図もあります。ソフトは随時アップデートしていく予定ですし、オーラルケアの習慣をつけていただき、データを可視化することによって、今後のビジネスの広がりが期待できます。また、本機がクラウドにアクセスした際、クラウド側に残るデータは、当社にとって貴重なデータとなるはずです。本品は、2015年に発売する予定だったのですが、発売を遅らせたのは、周囲の意見を生かして改良を重ねたため。口内を16分割して認識する『MOUTH CHECK』をはじめ、監修の歯科衛生士の指導をすべてのソフトに反映させました。また、プロトタイプにはなかったハブラシの交換時期を知らせる機能や、磨きすぎるとアラートを表示する機能を追加し、よりユーザーにやさしい仕様へと改良しています」
G・U・M PLAYは、1個のキャップを使いまわして家族全員で楽しめるのもメリットです。分析好きのお父さんは、データをチェックして納得のいく歯磨きをするでしょうし、子どもは楽しみながら正しい歯磨きが身について、ママも助かることでしょう。また、本品はIoT(Internet of Things・モノをインターネットに接続すること)が日用品に及んだ先駆けとしても注目されており、どの程度ユーザーに受け入れられていくのか、今後の動向にも注目が集まっています。
【URL】
サンスター http://jp.sunstar.com/
G・U・M PLAY http://www.gumplay.jp/
モデル/古谷佳央里さん