今年もF1をはじめ様々なモータースポーツがシーズンインするなか、4月21日ついに「全日本スーパーフォーミュラ選手権2018」が開幕した。今、F1に最も近いとされる、スーパーフォーミュラの魅力を、その開幕戦のレポートとともに、現役レースクイーン・生田ちむさんに紹介してもらおう。
初めまして! モータースポーツが大好きな生田ちむです!
レースクイーンは今年で4年目になります。いつもブログでレースレポートを書いているのですが、その反響が大きく、想いが伝わったおかげもあり、2017年にはレースクイーン大賞を受賞させていただきました。
そんな私は現在、SuperGTでは34号車のModulo Drago CORSE、Super耐久ではST-TCRクラスのModulo Racing with DOME、そしてSuperFomulaでは、B-MAX Racing Teamのレースクイーンとして活動させていただいています!!
今年初めて3カテゴリーを担当。SuperFomula(以下、SF)のレースクイーンは、初めての経験です。
これまでもSFに興味はあったのですが、土日はお仕事でなかなか観戦に行けなかったので、昨年から平日に開催されていたテスト走行にプライベートで行ってから、すっかりハマっちゃいました!
そのときに感じたマシンのエンジン音や、速さやカッコ良さの興奮は、いまでも忘れられません。しばらく余韻に浸っていました(笑)!
そして、ついにやってきた鈴鹿サーキットでのSF開幕戦について、私が実際にサーキットで感じたことや、おもしろいポイントなどを紹介しちゃいます!
まず、私が応援するB-MAX Racing Teamのドライバーは、SuperGT500クラスでも活躍されていて、今シーズンがSF初参戦の千代勝正選手(写真中央)。そして監督はSuperGTで千代選手とパートナーでもある本山哲監督です(写真右)。本山監督はSFで過去に4度のシリーズチャンピオンを獲得されて、昨年までSFの解説もされていました。お2人ともとっても人気があって、あとで紹介するピットウォークでも、サインや2ショット写真を求める長~い列ができていました。
開幕戦の決勝レースが行われたのは、4月22日(日)。快晴。
今年から、ソフトタイヤとミディアムタイヤを必ず一度使用しなくてはならないタイヤ2スペック制が義務付けられて(ウエットの場合は別)、それぞれどう使うかという各チームの戦略にも注目です。
コースや路面温度にマッチするセッティングにしないといけないし、その日の気候によっても全然変わるので本当に難しいようです。
また、決勝はこれまでのレースより長い300km(51周)で行われ、燃料をいっぱいに積んでも走り切ることができないため、各チーム最低1回はピットインが必要。ピットインの回数やタイミングでめまぐるしく順位が入れ替わるレース展開となりました。
そんななか、開幕戦を制したのは、山本尚貴選手(TEAM MUGEN)。ポール・トゥ・ウィンで優勝、おめでとうございました! 2位は関口雄飛選手(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、予選14位からの追い上げは本当に凄かった!! タイヤのマネージメントがうまかったみたいです。1位の山本選手に1.7秒差まで詰め寄りました。3位は野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。3番手スタートで途中6、7番手に下がってしまいましたが、順位を取り戻しました!!
山本選手凄かった!!m(._.)m
スタートもバッチリ決まっていて、本当に速かったです。表彰式もせっかくだったので見させていただいたのですが、表彰台の真ん中でガッツポーズをする姿、ファンの方の熱い声援、そして涙を見せる姿。。。
とても印象的でした。
さて、気になるB-MAXですが、予選のタイムアタックで苦戦し17番手からスタート。決勝では、順調な走りを見せ14位まで上げてチェッカーを迎えました!!
ですが10番以内でないとポイントは入らないので今回は残念な結果。でも真剣に勝ちに行く姿勢と、チームの雰囲気は抜群に良くて、このチームを応援できることを大変嬉しく思いました。
千代選手は初めてのSFで、しかも300kmという長いレースを1人でドライブして、とても大変だと思いましたが無事完走。デビュー戦、本当にお疲れ様でした。
B-MAX Racing Teamも必ず表彰台に立てると信じて、これからも応援していきます!
初めて体験したSuperFomula公式戦でしたが、マシンが本当にカッコよくて、コーナリングの速さにも感動しましたし、音もまたいいんですよねぇ。サーキットって、遠いイメージあるかもしれませんが行く価値アリです!
そしてレースだけではなく、ピットウォークというドライバーさんにサインを貰ったり写真を撮ったりできる時間も毎回あります。もちろん各チームのレースクイーンの写真撮影も可能! とても人気があって混雑していましたよ!
それとグリッドウォークでは、各マシンが予選で決まったスターティンググリッドに着いて、各チーム決勝スタートに向けてマシンの最終調整を行ったり、監督とドライバーさんらが作戦会議しているのを間近で見ることができます。邪魔にならないようにすれば、写真を撮ることもできますよ。
グリッドウォーク券を別で購入しなければいけませんが、こんなに近くで、マシンはもちろん、ドライバーや監督、レースクイーンを見ることができるので、とってもオススメです。何よりこれからレースが始まるサーキットのコースに入れるってことも嬉しいですよね!
ほかにもサーキットの楽しみ方は沢山! イベントスペースではレースクイーンのステージがあったり、ドライバートークショーや監督トークショーなどがあったりして、レース前の心境や裏話なども聞けちゃうかも!(笑)
お腹が空いたときには、屋台がたくさん出ています。興味を持っていていつも行こう!って気持ちはあるのですが、バタバタしていて今回も行き忘れました…(T_T) 各地の名物料理のお店もあるので、ぜひ行ってみてくださいね。
次のSuperFomulaは、5月12日、13日の大分県オートポリスです! 私にも会いに来てくださいね!(笑)
文/生田ちむ
Twitter @1224chimu
ブログ https://ameblo.jp/chimu1224chimu1224