乗り物
2016/4/23 18:00

納車本格化で再レビュー! 4代目プリウスはクルマの本質を極めた一台

ハイブリッドカーの代名詞といえるトヨタ プリウスの4代目が登場。昨年12月の登場時には、3〜4か月の納車待ちが伝えられていましたが、ようやく納車が本格化しています。新型はエクステリアのデザイン性アップや走行性能の向上など、文句なしの素晴らしい進化を果たしています。エコの枠にとらわれない実力派の魅力を改めてお届けしましょう。

 

もうエコなだけじゃない! 走りも進化した4代目

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4代目プリウスは、ベーシックグレードの燃費スペックがついに40㎞/ℓを突破。ですが、その本質は乗用車としての総合力が大幅に向上した点にあります。

 

まず驚かされるのは見ための品質のアップ。特に、インテリアはプリウスらしい先進性を演出しながら、上質感すら漂わせる出来映えとなっています。見ためだけではなく、例えば前席は座り心地も上々。室内も広くなり、荷室に至っては502ℓ(FF)とワンクラス上の大容量を誇っているんです。

 

新型は走行性能のアップデートも著しいです。新世代の基本骨格は、ドイツ車と比較しても遜色のない剛性感を実現。リアの足回りも一新されたことで、しなやかな乗り心地と素直なハンドリングを手に入れました。

 

また、ステアリングの操舵感が洗練されたことも魅力のひとつ。ブレーキ制御が自然になったことと相まって、ドライバーズカー資質は少なく見積もっても2ランク以上は上がっています。もはやエコなだけじゃない――新型はそう感じさせる実力派なんです。

 

さらなる高効率化を達成

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ハイブリッドシステムは高効率化で燃費向上に貢献。エンジンも改良を受け、世界でも最高水準の熱効率(40%)を達成しています

 

先進的にして上質な作りに

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インパネ回りは、いかにもプリウスらしい先進性と上質感を両立。前方視界を向上させるなど、運転のしやすさも着実に進化しました。

 

大柄な大人でも問題ナシ!

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先代の後席は頭上空間がタイトでしたが、新型では大柄な大人が座っても不足のない広さを確保。乗用車資質が向上しています。

 

走りの質感も格段に向上

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TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)と名付けられた新世代骨格は乗り心地をはじめとする走りの質感向上にも貢献。また、新たに4WD仕様が用意されたことも要注目のポイントです。

 

トヨタ

プリウス

242万9018~339万4145円

 

【SPEC(Aプレミアム)】

全長×全幅×全高:4540×1760×1470㎜

車両重量:1380㎏

総排気量:1797㏄

エンジン形式:直列4気筒DOHC+モーター

最高出力:98[72]PS/5200rpm

最大トルク:14.5[16.6]㎏-m/3600rpm

JC08モード燃費:37.2㎞/ℓ

※[ ]内はモーター

 

【URL】

トヨタ http://toyota.jp/

プリウス http://toyota.jp/prius/