イヤホン、ヘッドホンはアウトドアで音楽を聴くために欠かせないアイテムですが、家の中ならやっぱりスピーカー再生が一番快適です。名機と呼ばれるコンパクトなデスクトップオーディオの数々を商品化してきた日本のブランド、オラソニックが発売したクリアな音質と温かみのある木製キャビネットのスタイリッシュなBluetoothスピーカー「IA-BT7」を紹介したいと思います。
木製キャビネットを採用する本格派スピーカー
小型・軽量、かつデザインにも凝ったBluetoothスピーカーはいま国内外の色々なブランドから発売されていますが、本体のキャビネットに「木=ウッド」を使って、細かなところまで音質に気を配りながら設計した製品は数多くはありません。IA-BT7はオイルド加工のウォルナットと、光沢感が美しいピアノフィニッシュのシルクホワイトの2色が揃うウッドキャビネットを外観の特徴としています。フロントパネルにアルミニウムをコンビにしたレトロなデザインが、リビングのインテリアに違和感なく馴染みます。こちらの2色以外にもウッドやカラーのバリエーションが現在検討されているそうです。
本体にバッテリーは内蔵しておらず、AC電源ケーブルにつないでリスニングルームに固定して使う据え置きタイプのワイヤレススピーカーです。ハンズフリー通話機能も搭載していませんが、代わりに音質や音楽再生に関わる機能を徹底的にこだわりぬきました。NFCに対応するAndroidスマホやポータブルオーディオプレーヤーと簡単にワンタッチでペアリングができます。
スピーカーユニットは正面に向かって左右に2基の5.7cmコーン型フルレンジと、中央には大口径11cmのウーファーを搭載。さらにコンパクトなボディのスピーカーで迫力ある重低音が鳴らせるようにパッシブラジエーターも内蔵しています。ユニット別に搭載するデジタルアンプの最大出力は10W+10W+20W。サイズを超えた迫力あふれるサウンドを鳴らしきる秘密がここにあります。