新作時計の発表イベント「SIHH」が今年もスイス・ジュネーブで開催されました。そこで見えてきたひとつの潮流は、サイズの小径化。手首へのフィット感やシャツの袖口との相性を考えると、40㎜前後のケースが頃合いです。バランスが良いので、知的な雰囲気を演出してくれます。今回は数あるブランドのなかから、IWCの“スマートサイズ”ウォッチを時計ライター・篠田哲生さんが採点しました。
私が採点しました!
時計ライター 篠田哲生さん
1975年千葉生まれ。時計専門誌、新聞、WEBなど、40を超える媒体で時計記事を担当しています。時計学校を修了した実践派です。
IWCの伝統を受け継ぐパイロット・ウォッチが刷新
IWC
パイロット・ウォッチ・マーク18
68万400円/4月発売予定
【素材:ステンレススチール】
【ケース径:40㎜】
【防水性:60m】
【駆動方式:自動巻き】
1948年に誕生した傑作「マーク11」の伝統を受け継ぐ、パイロット・ウォッチの世界的名機。3時位置のカレンダーがシングルデイトになったことでルックスも洗練され、視認性も向上しています。
航空計器風のシンプルな表示と針が特徴。12時位置の三角マーカーも伝統のデザインです。
伝統に則った、軟鉄製のインナーケースを用いた耐磁仕様。それ故裏蓋はソリッド式です。
【プロの3項目採点】
変わらない事への安心感がある
仕上げ:4
装着感:5
コスパ:5
合計14/15
「パイロット・ウォッチといえばコレ! という揺るぎない王道感は、いつまでも廃れることのない価値になります。カレンダーがシンプルになったのも好感が持てますね」(篠田さん)
全4タイプをラインナップ
レザーモデル
55万6200円
パイロット・ウォッチ・マーク18
“トップガン・ミラマー”
74万5200円
精悍なカーキグリーンダイアルを持つモデルです。
パイロット・ウォッチ・マーク18
(ホワイトダイアル)
55万6200円
清潔感あふれる、白文字盤モデルが加入しました。
パイロット・ウォッチ・マーク18
“プティ・プランス”
55万6200円
ミッドナイトブルーの美しいダイアルが魅力的。
さらに小ぶりな36㎜もラインナップ!
IWC
パイロット・ウォッチ・
オートマティック 36㎜
55万6200円/4月発売予定
【素材:ステンレススチール】
【ケース径:36㎜】
【防水性:60m】
【駆動方式:自動巻き】
現行モデルで最小となる36㎜という小さめサイズのシリーズを今年新たに発表。知的なメンズウオッチですが、パートナーとのシェアウオッチとしても活躍します。小ぶりながらマーク18と同等の耐磁性能を持っています。
↑カラーバリエーション
【URL】
パイロット・ウォッチ・マーク18 http://www.iwc.com/ja/collection/pilots/IW3270/
パイロット・ウォッチ・マーク18“トップガン・ミラマー” http://www.iwc.com/ja/collection/pilots/IW324702/
パイロット・ウォッチ・マーク18“プティ・プランス” http://www.iwc.com/ja/collection/pilots/IW327004/
パイロット・ウォッチ・オートマティック 36㎜ http://www.iwc.com/ja/collection/pilots/IW3240/