乗り物
2016/6/29 12:48

洗車歴30年のプロが市販のクルマ用掃除機をテストしたら……意外な最新機能に感心の連続!

車内を「掃除したい」と思った時、多くの人はコイン洗車場かガソリンスタンドを利用するはず。しかし、往々にしてタイミングが合わず、車内の汚れを見て見ぬフリ、というケースが多いのではないだろうか? そんなストレスを抱えているユーザーに朗報なのが、ブラック・アンド・デッカーのハンディクリーナー「WD1210AV」(実売価格5378円)だ。本製品は、クルマのシガーライターにソケットを差しむだけのDC電源(12V車専用)を採用し、使いたい時にすぐに使える手軽さが魅力。さらに、ホコリや砂だけでなく液体も吸引できる乾湿両用だから、ジュースをこぼしても簡単に吸い取ることができる。

 

 

洗車の達人がインプレッションして実力を検証!

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今回テストに協力していただいたのは、港区六本木の麻布通りにあるエネオス(田中燃料)に勤務する片岡 勇さん。独特の誘導スタイルが話題を呼び、名物サービスマンとして話題の大ベテラン。多い日には一日40台ものクルマを洗う“洗車の達人”だ。今回はガソリンスタンドへとテスト車両を持ち込み「WD1210AV」を使って室内清掃をしてもらった。

 

【片岡さんの洗車術を公開した記事はコチラ↓】

クルマを洗って30年! 「洗車の極意」をガソリンスタンド界のカリスマ店員に聞いてきた。

 

 

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片岡さんは車内のマットを取り外し、シートやフロアに溜まったホコリを吸い取り、ノズルを交換しながらシートレールの隙間やコンソールなどの細かい部分まで徹底的にクリーニング。WD1210AVを使った作業を施した印象はどんなものだったのだろうか?

 

女性が扱いやすく、アタッチメント豊富で隅々まで掃除しやすい!

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作業を終えた片岡さんは「軽くて快適。これなら女性でも手軽に使えると思います。シガーソケットから電源が取れるDCタイプだから、場所を選ばずに使えるのは大きなポイント。電源コードの長さも十分なので、前後の席でも問題なく使えました。何よりクルマの室内は凸凹した場所が多いので、先端の形状が異なるアタッチメントが豊富に揃っているのが便利ですね。

 

欲を言えば、もう少しパワーが欲しいかな。吸引力は表面的な砂やホコリを吸い込むには十分ですが、普段、業務用の掃除機を使っているので、少しばかり物足りなさを感じてしまいました。でも、日常的に使うなら十分だと思いますよ(笑)」と印象を語ってくれた。

 

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↑本体は820gと超軽量だから狭い車内でも苦労することなく取り回し可能。コードも5mと、持っているクルマがリムジンでもない限り不便を感じることはない

 

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↑付属品には先細ノズル、ブラシノズル、大型ブラシノズル、ロング先端ノズル、蛇腹ノズル、液体吸引ラバーパッドがセットになっているので、マット、シート、コンソールの隙間もOK。連続操作時間も30分に設定され、余裕の車内清掃を実現してくれる

 

 

WD1210AVの液体吸引能力には驚きを隠せなかった!

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車内清掃の後、マットを濡らした状態で湿式の吸引をテスト。洗車の達人は「本当に水を吸い込めるんですね、驚きました。マットを流水で濡らしたにも関わらず、グングン吸い込んでしまうのはすごい(※)。乾いたタオルで拭き取るよりも効率的です。このクリーナーがあれば、シートに飲み物をこぼしてしまっても慌てなくてすみますね。小さなお子さんを持つご家庭でも、きっと役に立つと思います」と驚きを隠せない様子。

※:最大容量は125ml

 

片岡さんの掃除でテスト車両はフロアの隅々までホコリや砂を除去。水洗いを行ったマットでも高い吸水性能を発揮することを実感できた。場所を選ばず手軽に使えるDC電源方式と吸引力を誇る「WD1210AV」は、車内清掃の大きな味方になることは間違いなさそうだ。

 

【URL】

ブラック・アンド・デッカー http://www.blackanddecker-japan.com/

ブラック・アンド・デッカー WD1210AV http://www.blackanddecker-japan.com/appliance/handy/wd1210av.html