足が地面に接するたびに空気が圧縮され、エアポッド内の空気が異なるゾーンへと押し込まれ、優れた安定性とクッション性を生み出す「DMX・ムービング・エア・テクノロジー」。この技術は1997年に発売した「DMX RUN 10」以降、様々なモデルに採用されてきました。そして2000年、DMX史上初めて「エアポッド」をミッドソールの中に埋め込んだ「DAYTONA DMX(デイトナ ディーエムエックス )」が誕生。
本作は2000年に登場したDAYTONA DMXを忠実に再現した復刻モデル。2018年夏に初登場した際にはヒットして、その人気を受けてリリースされたニューカラー版となります。
1990年代後半から2000年代初頭にかけて流行したテック系ランニングシューズの流れを受け継いだ、つま先からヒール部にかけて滑らかな曲線を描いたパイピングが特徴的ですね。この全体的にボテッとしたフォルムは、最近注目の新ジャンル「ダッド系」の流れを汲み取ったデザインと言えます!
ボッテリしたデザインが逆に今っぽい!
アッパーはナイロンメッシュとレザーのオーバーレイで構成されています。中綿がしっかりと仕込まれていて、ボリューム感があふれています!
エアマックス95の“パクリ!?”とまで思えちゃう、サイドのパーツの貼り合わせ具合が90年代を感じさせますね~! ちなみに一説のよると、オリジナルのデザインを担当したのは、エアマックス95と同じデザイナーだったとか。
ヒールにもしっかりとベンチレーションが設けられていて、肉厚ですが通気性対策もバッチリです。
まるでトレッキングブーツのアウトソールを連想せるようなトレッドパターンを採用していて、優れたグリップ力を確保しています。
ついつい忘れがちですが、ボリューミースニーカーはボクらアラフォー世代ならかつて経験しているムーブメント。ダッド系と聞くと“自分にはちょっと……と思いがちですが、さにあらず! 意外なくらいに履きこなせちゃうんですよ。スリムなテック系パンツに合わせたスポーツミックスにもすんなりとハマってくれちゃいますよ!
リーボック クラシック
DAYTONA DMX VECTOR
1万6200円
2000年に登場したDAYTONA DMXを忠実に再現した復刻モデルで、リーボックの90年代を象徴する”ベクターロゴ”をリピートで落とし込んだデザインが特徴的です。
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