2020年に向け、世界中から注目を集める日本。今年は秋に「ラグビーワールドカップ2019日本大会」が控えていることもあり、ますます訪日外国人が増えることは必至です。では、どんな飲食店が好まれているのでしょうか? それぞれ国の違う3人に、お気に入りを教えてもらいました!
以外に庶民派なリコメンドが逆に新鮮!
【今回お話を伺った日本在住外国人のみなさん】
[その1]
渋谷の【元気寿司】
学生のヘイゼルさん、外食は友人と一緒に行くことが多いそう。よく訪れるのは渋谷界隈だそうで、特にお気に入りなのは「トリップアドバイザー」でも人気の「元気寿司」です。
「ここは回転しない回転寿司。タッチパネルでオーダーするとお皿が自分のところまでヒューンって届いて、スゴくハイテクなんです! 外国語対応のパネルだから注文しやすいし、金額もわかりやすくてサイコー!」(ヘイゼルさん)
「特に私が好きなネタは海老の炙りチーズ。ベトナムでも海老はポピュラーだけど、アレンジしたお寿司で食べると絶品なの! おいしくて安くて、それに利用しやすいから、観光ガイドにもよく載っているみたいで、いろんな国の人でいつもにぎわってるわ!」
[その2]
浅草の【TOKYO隅田川ブルーイング】
浅草エリアに住んでいるジョナサンさん。有名な店を中心にいろいろ訪れたなかで、最近のお気に入りは、アサヒビールが直営しているクラフトビアレストラン「TOKYO隅田川ブルーイング」だそうです。
「店内に蒸溜所を併設したブルーパブ。東京には近年たくさんのブルーパブがオープンしているけど、浅草のここが一番好きなんだ。いくつか種類があるけど、全体的に日本らしい繊細なテイストなのが魅力だね」(ジョナサンさん)
「それに、料理もデリシャス! ステーキやソーセージといった肉料理を中心に、シーフードや薫製料理も充実していて、ビールとのペアリングを思う存分楽しめるんだよ。浅草観光に来る友人がいた時は、絶対オススメしたい一軒さ」
[その3]
牛丼の【すき家】
シュラスコで知られるブラジルは、お肉大国。サーラさん自身も大好きだそうですが、日本でお気に入りの肉料理は牛丼だとか。特に、リーズナブルに食べられるチェーン店が好きで、フェイバリットは「すき家」なのだそう。
「すき家はトッピングが豊富で、いろんな楽しみ方ができるところが面白いわ。ただ、なんだかんだで一番食べているのはスタンダードの牛丼かも。どんな組み合わせでも合うような味付けにしているのかもね。バランスがいい気がするわ。だから、食べ飽きないの」(サーラさん)
「しっかり味付けされた、テンダー(柔らかい)なビーフをしっかり、安価で食べられる牛丼は素晴らしい日本食よ。お寿司やラーメンもいいけど、私がブラジル人にオススメするなら牛丼に決まりね」
3者3様の答えがあった今回のインタビュー。意外なレコメンドも飛び出して、興味が尽きません。改めて読者の皆さんも参考にしてみてください!
協力:LIFE PEPPER https://lifepepper.co.jp/