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2019/3/25 21:00

【2019年版】いかにもママチャリなのはイヤ! デザインで選ぶなら海外ブランドの「電動アシスト自転車」がオススメ

街乗りからロングライドまでこなせる、実用的な電動アシスト自転車が欲しい。でも、デザインには妥協したくない。そんな欲張りな電アシビギナーにオススメしたいのがスポーツタイプのeバイク(電動アシスト自転車)です。

 

高性能なモータードライブユニットを手がけるボッシュ社が、昨年から日本市場へ参入。ビアンキやエレクトラ、トレックなど人気の海外ブランドから、同ユニットを搭載したモデルが続々と登場しています。いずれも20〜30万円台と高価ですが、電アシとしての性能に加えてデザインの魅力も備え、コスパは高いと言えるでしょう。国産車にない個性的なカラーリングや設計の“絵になる”モデルが多く、選ぶ楽しみもあります。今回は、そんな海外ブランドの電動アシスト自転車3モデルを紹介します。

 

【解説する人】

ライター/並木政孝さん

アウトドアアクティビティが大好き。自転車は、本格マウンテンバイクからシティ向け電アシまで精通します。

 

高性能なボッシュ製ユニットを搭載したモデルが昨年から登場

良質のモータードライブユニットを手がけるボッシュ社が、昨年から日本市場へ参入。ビアンキなど人気海外メーカーの搭載車が出揃ってきました。(並木さん)

 

【ココをCHECK】

1.取り回し

駐輪時、収納時に苦にならないよう、軽量であることは重要。フレームは、自分の体格に合うサイズを見つけたい。変速機のギアは10段以上あると疲れにくい。

2.アシスト性能

搭載するモータードライブユニットの性能をチェック。自身のライフスタイルを踏まえて、アシストモードの数と種類、各モードでの航続距離を確認しましょう。

3.走りの安定性

乗り心地の快適さや、段差を乗り越える際にかかる負担などを重視して評価しました。雨天時でも高い制動力を誇るディスクブレーキを装備していると安心です。

4.デザイン

街乗りでも映える美しい自転車は、所有欲を満たします。サドルやグリップ、タイヤは交換できるので、まずはベースとなるフレームのデザインとカラーを優先。

 

【その1】

115kmの航続距離を誇るスタイリッシュなミニベロ

 

ルイガノ

ASCENT e-sports

35万6400円

カナダの人気自転車メーカーが手がけたミニベロタイプの電アシ。アシストECOモードで115kmもの航続距離を実現し、長距離のサイクリングでも安心して乗れます。4月に新色のマットブラックが追加される予定。

【SPEC】●最大航続距離:115km ●ギア変速:10段 ●充電:5.0時間 ●車両重量:18.0kg ●フレームサイズ:410mm●フレーム素材:6061アルミニウム●フロントフォーク素材:アロイ●メインコンポ:シマノDEORE●ホイール径:20インチ●アシストモード:3段階

 

【取り回し】評価A+

大容量バッテリーとモーターを搭載しながらたった18kgの軽量は圧巻。女性でも、駐輪時や収納時に難なく持ち運べます。

 

【アシスト性能】評価A

11.6Ahの大容量バッテリーで最大115kmの航続距離を実現。アシストモードはECO/NORM/HIGHの3モードを用意します。

 

【走りの安定性】評価B+

フラットなハンドルはステムの角度が抑えられ、前傾気味になりますが、扱いやすさはまずまず。段差に対する安定性も及第点です。

 

【デザイン】評価B

シンプルでも存在感のある美しいデザインは秀逸。だが、ホワイトとマットブラックの2色のみなのは寂しい。

 

【その2】

人気のチェレステカラー車は4つのアシストモードを搭載

 

ビアンキ

Lecco-E

30万240円

同社の代名詞であるチェレステカラーを含めた3色のカラーで展開。スポーツバイクの技術を投入したフレームワークと、最大100kmの航続距離を誇る高性能モーターユニットが、走りの楽しさと実用性を両立します。

【SPEC】●最大航続距離:100km ●ギア変速:8段 ●充電:2.5時間 ●車両重量:19.0kg ●フレームサイズ:430mm●フレーム素材:アロイ●フロントフォーク素材:アロイ●メインコンポ:シマノ●ホイール径:20インチ●アシストモード:4段階

 

【取り回し】評価A+

コンパクトなフレームのため足付き性に優れ、乗降の多いタウンユースでも安心。走行データを表示する画面は視認性が高い。

 

【アシスト性能】評価A

ボッシュ製モーターユニットActive Line Plusが適切なアシストを実現。最強アシストモードのターボなら“激坂”も楽勝です。

 

【走りの安定性】評価B+

ディスクブレーキを採用し、雨天時でも確実な制動力を発揮できるので安心です。ギアが8速仕様で、やや快適さに欠けます。

 

【デザイン】評価A+

 

インスタ映えも間違いなしの美しさは唯一無二。他カラーのフレームにもチェレステの挿し色が入って存在感たっぷりです。

 

【その3】

柔軟なアルミ製フレーム&大径ホイールで快適ライド

 

エレクトラ

Townie Go! 8D

23万8000円

快適な乗り心地をもたらす26インチホイールを採用。ペダル位置をシートポストよりも前方にレイアウトしたことで、リラックスした姿勢でのペダリングが可能となりました。モーターユニットは安心のボッシュ製です。

【SPEC】●最大航続距離:100km ●ギア変速:8段 ●充電:2.5時間 ●車両重量:非公表 ●フレームサイズ:●フレーム素材:アルミニウム●フロントフォーク素材:アルミニウム●メインコンポ:シマノ●ホイール径:26インチ●アシストモード:4段階

 

【取り回し】評価B

 

ホイールは26インチで一般的なシティサイクルと同程度のサイズ。機動力ではミニベロに劣りますが、そのぶん乗り心地は快適です。

 

【アシスト性能】評価A

ボッシュ製ユニットが4つの走行モードで快適なライドを提供。24km/hまでアシスト可能です。充電は2.5時間で完了します。

 

【走りの安定性】評価A

 

しなやかなアルミフレームとファットなバルーンタイヤが路面からの振動を吸収。シティサイクルらしい安定した乗り味です。

 

【デザイン】評価A

レディースモデルはトップチューブを大きく湾曲させて乗降性を高めました。いずれもビーチクルーザー風デザインがカッコいい。