様々なホビーを取り扱うなか、ときに個性的なクッキングトイを発売するのがタカラトミーアーツ。そのクッキングトイを代表するのが「究極の○○」シリーズです。2017年に第一弾としてたまごかけごはん専用マシン「究極のTKG」を発売し、昨年は第2弾として「究極のNTO」(なっとう)をリリース。そして2019年の3月28日に第3弾となる「究極のMYO」(マヨネーズ)が新発売されました。希望小売価格は4500円(税抜)です。
メレンゲ作りのノウハウを活用してふわとろのマヨネーズが作れる
「究極のMYO」シリーズに共通しているのは、手動では難しいふんわりとしたテクスチャーに仕上げられること。「究極のMYO」は「究極のTKG」で培われたメレンゲ作りのノウハウを活用することで、ふわとろのマヨネーズを作れるのが魅力です。
遊びながら楽しめるクッキングトイのため、組み立ては非常にカンタン。透明のボウルやかくはん用の羽根は各2タイプあって似たような形ですが、上下や組み合わせが間違っている場合はハマらない構造になっており、間違うことはありません。
仕組みはシンプル。上層(マヨネーズカップ)で卵黄、酢、油などをかくはんして黄色いマヨネーズを作り、下層(メレンゲカップ)で白身をメレンゲにする構造で、それぞれをブレンドして「究極のマヨネーズ」を作ります。
トリュフオイルやいぶりがっこを使って自家製マヨにトライ
「自家製」ということは、できたてでフレッシュなマヨネーズを楽しめるわけで、好きな材料で作れるというのもポイントです。そこで、より「究極」らしい完成形を目指すべく、プレミアムな素材を使ってみることにしました。その素材とは、高級食材として知られるトリュフを使ったオイル=トリュフオイルです。トリュフオイルは世界中のおいしいものが手に入る食のセレクトショップ「DEAN & DELUCA」で購入。60gで1296円の製品を使いました。
今回、油にはこのトリュフオイルを使って、3種類のソースを作りました。プレーンと、それをベースにしたたらこマヨ、そしてタルタルソースです。ちなみに、筆者はカルディの「もへじ いぶりがっこのタルタルソース」が好きなので、タルタルソースはピクルスではなくいぶりがっこ(※)を使いました。
※いぶりがっこ……秋田県の伝統的な漬物。大根を煙で燻してから漬け込みます