普段口にしている食べ物や身近なアイテムについて、実際の製造現場を見られるのは、とても楽しいもの。それが外国なら楽しみもひとしおでしょう。今回はコーヒーからチョコレート、ウクレレ、ラムまで、ハワイのオアフ島でできる様々な工場見学についてご紹介します。どれも観光客が気軽に参加できるものばかりですよ。
1: ハワイアンコーヒーの工場見学
コナコーヒーを代表格に、ハワイはコーヒーの産地として世界的に知られる場所です。そんなハワイのコーヒーブランドとして知られるのが、ライオンのイラストが描かれたパッケージが目印の「ライオンコーヒー」。工場では、平日は1日2回、約30~40分の工場見学ツアーが開催されています。コーヒー豆が入った大きな袋が積み上げられた工場内部を通り、巨大な機械で洗浄や焙煎される様子を見てまわることができ、日本語での案内もあります。終了後は試飲しながらお好みのコーヒーを購入したり、併設のカフェで一息ついたりももちろんOKです。
ライオンコーヒー
住所 1555 Kalani Street, Honolulu, Hawaii 96817
工場見学ツアー 月曜~金曜 10:30 am ～／ 12:30 pm～
料金 無料
ツアー開始15分前に受付で申し込みます。
12歳未満の子どもは参加不可
https://www.lioncoffee.com/tours/japanese/
2: ハワイ産チョコレートの工場見学
ハワイはアメリカで唯一カカオ豆が栽培されている場所と言われ、ハワイ産のカカオを使ったチョコレートブランドがいくつかあります。そんな中の1つ、「マノアチョコレート」は、ワイキキから車で40分ほどの街カイルアに小さな工房を構えています。一軒家のような小さな工房なので、「工場見学」という言葉のイメージとは少し異なるかもしれませんが、カカオ豆からチョコレートを作るまでの工程を案内してもらえます。カイルアは観光客にもとても人気の街なので、ここに訪れた方はぜひ立ち寄ってみるといいかもしれませんね。
マノアチョコレート
住所 315 Uluniu St Suite 203, Kailua, HI 96734（カイルア店）
工場見学ツアー 水曜~日曜 3:00 pm～
料金 1人15ドル
ウェブから要事前予約
12歳未満の子どもは参加不可
3: ウクレレの工場見学
ハワイアンミュージックに欠かせないアイテムといえば、ウクレレ。あのポロンポロンとやさしく響く独特の音色は、使う木の種類によっても違うのだそうです。そんなウクレレ作りの現場を見学できるのが、ハワイの有名ウクレレブランドのひとつ「コアロハ」。平日は毎日、職人さんが手作業で仕事をする工房のなかをまわる無料のツアーが開催されています。オアフ島で最大のショッピングスポット「アラモアナセンター」からも徒歩で行ける距離にあるので、ウクレレや音楽好きの方は参加してみるときっと楽しいですよ。
コアロハ ウクレレ
住所 1234 KONA STREET, 2F HONOLULU, HI 96814
工場見学ツアー 月曜~金曜 1:00 pm～
料金 無料
予約不要
4: ハワイ産ラム酒の工場見学
ハワイはかつてサトウキビ産業が栄えた場所です。そしてオアフ島の中心地に近い農地で現在もハワイ産のサトウキビからラム酒を作っているのが、「コハナ・ラム」です。ここではサトウキビ畑の見学から始まり、ラム酒を製造する蒸留所のなかをまわり、最後はラム酒の試飲と、ピザの試食もセットになったツアーが行われています。さらに、コハナ・ラムで蒸留される数種類のラム酒をテイスティグできるテイスティングツアーも人気です。ちなみにハワイでは、飲酒できるのは21歳以上なのでご注意ください。
コハナ・ラム
住所 92-1770 Kunia Road Kunia, Hawaii 96759
工場見学ツアー 毎日 ピザ付きツアー10:00 am ～4:00 pmの間 テイスティングツアー10:00 am ～4:30 pmの間
料金 ピザ付きツアー: 大人2名65ドル、テイスティングツアー: 大人（21歳以上）1人25ドル
ウェブから要事前予約
海外でモノづくりの現場に行くというのは、とても知的好奇心を刺激する体験になることでしょう。ツアーの案内は英語の場合が多いですが、工場の中を見てまわるだけでもきっと特別な経験になるはずです。一味違ったハワイ旅行を計画したいという方は、ぜひ滞在プランに検討してみてはいかがでしょうか?