これ1台でハイレゾ&ストリーミング生活がスタート!
ハイレゾ音源を聞くためにはPCにDAC+プリメインアンプ、そしてスピーカーが必要になります。前半部分を1つにまとめてくれるのが、マランツのネットワークCDレシーバー「M-CR612」です。本記事では、こちらの実力を掘り下げていきましょう。
マランツ Marantz M-CR612 CDレシーバー Bluetooth・Airplay2 ワイドFM対応/ハイレゾ音源対応 ブラック M-C...
「M-CR612」では、ネットワークプレーヤー機能を使ってスマホやタブレット、音楽データの入ったUSBメモリーやNASを接続してPCレスでハイレゾ音源を再生できます。ストリーミングサービスのAmazon Music、AWA、Spotifyにも対応、アップルが採用しているAirPlay 2も利用できます。さらにスマートスピーカー「Amazon Alexa」の音声操作にも対応。
ハイレゾ対応DACとプリメインアンプを内蔵しているので、あとはスピーカーを接続するだけでシステムが完成します。
本機はネットワーク機能だけでなくCDプレーヤーも搭載、アナログライン入力もあり、FM/AMチューナーとインターネットラジオも内蔵しています。つまり、アナログからデジタルまで何でも接続できる多機能なレシーバーなのです。しかし、このシリーズの人気の理由はそれだけではありません。純粋に音がいいことも評価されています。オーディオ専業メーカーのマランツならでは音へのこだわり、そして、本機で5世代目となる音質追求の結果が音に出ています。クラスDアンプを使っているため、小型軽量化も実現、一昔前のフルサイズコンポを超える高音質がコンパクトサイズに凝縮されています。
【SPEC】●実用最大出力:60W+60W(6 Ω) ●音声入力端子:アナログ×1、光デジタル×2 ●音声出力端子:アナログ(固定/可変)×1、サブウーハープリアウト×1、ヘッドホン×1 ●その他の端子:ネットワーク×1、USB×1(リア)、FMアンテナ入力×1、AMアンテナ入力×1 ●サイズ/質量:W280×H111×D303mm/約3.4kg
面倒な設定はコンポに任せてワイヤレス再生開始
ネットワークプレーヤーでビギナーがつまずくのが初期設定です。自宅の無線LANのルーターにコンポを接続する必要がありますが、「M-CR612」はメニューの中に「かんたん設定」という項目があり、ここ選択すると面倒な設定は自動的におこなわれます。スマホとの連携もネットワーク用のアプリ「HEOS」を使うことで、カンタンにセットアップ可能。HEOSを使って、NASやPCに保存した音源、USBメモリーの音源などもまとめて管理でき、ストリーミングサービスとの連携もこのアプリで行えます。
スマホかタブレットをリモコン替わりにして、音楽データも一元管理、コンポの存在を忘れて、どの部屋にいても音楽を気軽に楽しめます。特にアルバムアートも含めた楽曲情報が表示されたり、音楽のタイトル別、アルバム別、ジャンル別、アーティスト別などの表示ができ、プレイリストの作成もラクラクです。また「アレクサ、井筒香奈江の曲をかけて」と言葉でリクエストもできます。
M-CR612の有機ELディスプレイにはアルバムタイトルと曲名などが表示されるので、いま何が再生されているのか本体側で確認することも可能です。こちらのディスプレイはサイドにLEDを備えており、そのカラーを変更することもできます。