アシックスは、ランニングシューズ「GLIDERIDE(グライドライド)」を9月27日から発売します。そのローンチイベントに、いつも迷走しているダンディ編集部員こと、野田ンディが行ってきました。まだまだ盛り上がっているスポーツのひとつ、ランニングを追いかけている本誌としても新しいランシューは気になりますね。
新作のGLIDERIDEは簡単に言うと、ランナーが少ない力で、とにかくラクに、長距離を走れるモデルです。その秘密は靴底前部にカーブを設けた「GUIDESOLE(ガイドソール)」にあります。本製品は、かかとからつま先にかけて5mm傾斜させています。その傾斜が、着地からキックにかけての足首の動きを少なくし、走行効率を高め、ランナーのエネルギー消費を抑えてくれるといいます。
執行役員兼アシックススポーツ工学研究所長 原野健一さんが言うには、「エネルギー消費を抑え“走行効率”を高める機能を備えたアシックスの新しいテクノロジーGUIDESOLEは、ランナーから好評価を受けました。より多くのランナーにこの機能を体験していただくため、走行効率に妥協することなく、クッション性を高めたシューズがGLIDERIDEです」とのこと。
人間工学に基づいて、足首部の過度な屈曲を抑えるような設計。着地時のやわらかな感覚とともに、足がラクでスムーズに回転するような、快適な足運びが体験できるわけです。また片足重量は27.0cmで、約290gと軽量化。筆者は試着してイベント会場内を軽く走ったのですが、まず足を持ち上げた瞬間、とにかく「軽い!」。そして、足をスムーズに前に運んでくれる、「転がしてくれる」という印象でした。これは疲れ切って前へ進まない足のあと一歩!という走り、パフォーマンスの向上に貢献してくれそうです。
アシックスは、2月に同様のテクノロジーGUIDESOLEを搭載した、「METARIDE(メタライド)」を発売したばかりです。しかし、METARIDEは本物志向の機能性を搭載し、さらに価格もやや高め。GLIDERIDEは機能性や価格ともに、もっと一般ユーザーに寄り添ったランシューでした。初心者やタイム向上を目指すランナーや、トレーニングに日々励むエントリーランナーにオススメですね。
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