AV機器メーカーとして知られているヤマハは、世界最大の総合楽器メーカーでもあります。音と音楽のスペシャリストが、そのノウハウを活かしたワイヤレスイヤホン2タイプ5モデルを発表しました。ターゲットは20代〜30代で、若い世代の耳を育んでいきたいという思いが込められているとのこと。さまざまな要因から、イヤホンで再生される音が加工され、原音から遠ざかるのを阻止して本物の音「TRUE SOUND」をユーザーと分かち合うことを目標にしているそうです。
ラインナップは完全ワイヤレス型の「TW-E7A」(予想実勢価格約2万4000円)「TW-E5A」(予想実勢価格約1万5000円)「TW-E3A」(予想実勢価格約1万円)と、ネックストラップ型の「EP-E50A」(予想実勢価格約1万5000円)、「EP-E30A」(予想実勢価格約5000円)となっています。発売時期は上級モデルの「TW-E7A」と「EP-E50A」が来年2月、それ以外のモデルが今年の12月を予定しています。
フラッグシップモデルの「TW-E7A」は、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載。クアルコムのTWS+での接続が可能で、高い接続安定性と長時間駆動ができます。ドライバーは6.2mm径のダイナミック型で、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。連続再生時間はノイズキャンセリングONで5時間、OFFで7時間。防水性能はIPX5相当、ワイヤレス充電「Qi」に対応、後述のリスニングケア機能を搭載しています。コーデックはSBC/AAC/aptXに対応。カラーはブラックとホワイトの2色。
スタンダードモデルの「TW-E5A」は、E7Aからノイズキャンセリング機能を取り除き、ワイヤレス充電「Qi」にも非対応。連続再生は約7時間です。カラーはスモーキーブルー、スモーキーピンク、ブラック、ホワイトの4色で、E7Aとはデザインが多少異なります。
エントリーモデルの「TW-E3A」は、6mmのドライバーを採用、連続再生約6時間となっています。デザインと素材が上位モデルとは異なります。カラーはE5Aと同じ4色です。
ネックストラップ式は2種類をラインナップ。上位モデルの「EP-E50A」は、E7Aと同様のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載します。9mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。連続再生時間はノイズキャンセリングONで9時間、OFFで11時間。コーデックはSBC/AAC/aptXに対応。カラーはスモーキーブルー、スモーキーピンク、ブラック、ホワイトの4色になります。
「EP-E30A」はノイズキャンセリング機能非搭載で、8.6mm径のダイナミック型ドライバーを採用。コーデックはSBC/AACに対応、連続再生時間は14時間、カラーはE50Aと同じ4色です。