はじめて買う一眼レフカメラは、おとなしくエントリーモデルを買おうか、あるいは心に決めて中級機を買ってしまうか……と悩むことが多くあります。しかし、ここにきて10万円クラスのモデルが急激進化を遂げているのです。それらは、バリアングル液晶の搭載や構造を一新したことで扱いやすくなっただけでなく、中級機に迫る画質も魅力です。
そこで今回は、初心者が買うべき、おすすめの“10万円クラス一眼レフ”3台を比較しながら紹介します!
サブ液晶の搭載と中級機並みの操作性が高評価!
キヤノン
EOS 8000D 18-135 IS STMレンズキット
実売価格13万2800円
入門機ながら、操作用ダイヤルを2つ搭載し、本体右上部に、サブ液晶まで備えた高品位モデル。「オールクロス19点AFセンサー」で高精度なピント合わせが可能です。バリアングル液晶も搭載しています。
SPEC
●画素数:約2420万画素
●撮影素子:APS-C
●ISO:100-12800
●連写:約5コマ/秒
●液晶モニター:3.0型・約104万ドット
●対応メディア:SDXCメモリーカードほか
●通信機能:Wi-Fi
●サイズ/質量:約W131.9×H100.9×D77.8㎜/約565g
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世界最軽量ボディと新構造のグリップに賞賛の声多数!
実売価格8万3080円
新開発のモノコック構造を採用し、世界最軽量を実現した一眼レフ。ボディデザインも一新し、グリップは握りやすくなっています。バリアングル液晶はタッチ対応で、初心者でも簡単に扱えるのがポイントです。
SPEC
●画素数:約2416万画素
●撮影素子:APS-C
●ISO:100-25600
●連写:約5コマ/秒
●液晶モニター:3.2型・約104万ドット
●対応メディア:SDXCメモリーカードほか
●通信機能:Wi-Fi
●サイズ/質量:約W124×H97×D70㎜/約470g
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ローパスフィルターレスで描写が細かいと評判!
リコーイメージング
PENTAX K-S2 18-50 REキット
実売価格11万2200円
入門機ながら視野率100%の光学ファインダーや防塵・防滴構造を採用。3.5段ぶんの手ブレ補正機構を備えています。モアレなどを抑制するローパスフィルターを廃したことで解像感高い描写が可能になりました。
SPEC
●画素数:約2012万画素
●撮影素子:APS-C
●ISO:100-51200
●連写:約5.5コマ/秒
●液晶モニター:3.0型・約92.1万ドット
●対応メディア:SDXCメモリーカードほか
●通信機能:Wi-Fi
●サイズ/質量:約W122.5×H91×D72.5㎜/約678g
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一眼レフ初心者にもやさしい使いやすさが勝敗の決め手!
エントリークラスは操作ダイヤルの拡充やバリアングル液晶の搭載により使い勝手が向上していますが、なかでも最初にご紹介したEOS 8000Dの人気は特に傑出。「2つのダイヤルの位置が絶妙で、撮影中の操作がラク」「サブ液晶で設定が確認できるのはうれしい」と、一眼初心者からは驚嘆の声が上がっています。
一眼レフは高性能だけどやっぱり軽いミラーレスだなぁ……という人はこちらの記事もどうぞ!