先日富士フイルムから発表された、スマホで撮影した写真をその場でプリントできる「スマホ de チェキ」の新製品発表会にお邪魔して、さっそくその実力を試すことができましたので、今回はそのレポートをお届けします。スマホ de チェキとは何? という方は、下記の関連記事を確認してくださいね。
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スマホ写真がわずか10秒でチェキプリントに! さらに高画質になった「スマホ de チェキ」
新モデル「instax SHARE SP-2」は、従来モデルよりも高画質で、約10秒の高速印刷ができるとのことだったので、実際にスマホで撮影してプリントしてみました。約10秒といっても、通信して動き出すまで時間がかかって、やっとプリントし始めてから10秒じゃないの?と甘くみていましたが、本当にスマホのアプリで「プリントする」をタップしてから、10秒程度でプリントできました。これだけ速いと、パーティ会場などでもガンガン活躍してくれそうです。
誰でも手軽に使える簡単仕様がうれしい
スマホとスマホdeチェキはWi-Fiで無線接続しているのですが、Android端末は、一度接続設定してしまえば、次から自動的に接続してくれるそうです。iOSの場合はその都度Wi-Fi接続を設定します。Wi-Fiとかの接続って苦手~という人には簡単でありがたいですね。さらに便利なのが、最大で8人まで接続できること。パーティなど大人数でそれぞれのスマホからプリントする場合も、いちいちスマホを切り替えるごとにWi-Fiの接続を設定し直さなくていいので、手間も時間もかからないわけです。
だいたい100枚くらいのプリントをするとバッテリー切れになるとのことですが、USBでの充電が可能なうえ、充電しながらの動作もできてしまいます。なので、モバイルバッテリーを接続しながらプリントすれば、結婚式の披露宴から2次会、3次会くらいまで、ずーっと使えます。まあ、プリント用紙は10枚入りなのでカセット入れ替える必要があるのですが、この入れ替え作業も、本体のカバーを開けて、カセットを入れ替えるだけという簡単仕様。プリント用紙の残り枚数は、本体ランプで確認できるようになっています。
↑本体を開いて、カセットを入れ替えるだけなので簡単にフィルムの交換ができます
くっきり高画質に!
で、プリントした写真がこちら。
こういってはなんですが、チェキとは思えない高精細な写真。うーん、少しボケた感じがチェキっぽさにもつながっていたという気はしますが、キレイに越したことはないですからね。
プリントをするには、スマホに専用のアプリをインストールしておくのですが、このアプリも使いやすくなったいます。まだ機能は少なめですが、写真を分割したり、テンプレートからフレームを選んだり、フィルターをかけて色みを変化させたりすることもできます。さらに細かく設定したい場合は、インスタグラムなどで編集してからこの専用アプリでプリントするのがいいでしょう。ちなみにインスタグラムの正方形の写真をそのままプリントしたり、写真のタイトルやコメント、いいねした人などの情報を入れることも可能です。
スマホdeチェキなら、その場ですぐに写真をプリントして渡すことが可能で、写真をSNSにアップすることもできちゃいます。スマホとの親和性がさらに高くなったチェキに注目ですね!
【URL】
富士フイルム http://fujifilm.jp/index.html
スマホdeチェキスペシャルサイト http://instax.jp/share/