デジタル
2020/3/18 21:00

“ドコモ5G”はいよいよ3/25から! NTTドコモの「5G」情報まとめ

NTTドコモ(以下ドコモ)は3月18日、「NTTドコモ 5G・新サービス・新商品発表会」のライブ配信を行ないました。

 

“ドコモ5G”は3月25日スタート!

発表会では、まず、5Gのサービス開始日が発表されました。ドコモの5Gスタートは3月25日です。

 

対応エリアは2020年3月末時点で全国150か所ですが、2020年6月末には47都道府県へ展開、2021年3月末には全政令指定都市を含む500都市以上、2021年6月末には1万局、2022年3月末には2万局の展開を予定しています。

 

5Gの通信速度は、3月の開始時点では下り最大3.4Gbpsですが、6月以降は下り最大4.1Gbpsとなります。

 

5Gでエンタメの世界も進化する

続いて、今回発表された新サービスを紹介します。

 

「新体感ライブ CONNECT」に、スマートフォン対応のVRグラスとVR視聴専用アプリを使った「8KVRライブ」の機能を追加。「dゲーム」は、クラウドゲームサービス「dゲーム プレイチケット」を新たに開始します。提供開始時は12タイトルがプレイできますが、今後は「真・三國無双8」や「FINAL FANTASY XV」などの人気シリーズ最新作も遊べるようになります。また、シネマティック3Dバトルゲーム「エヴァンゲリオン バトルフィールズ」との連動も発表。5Gの特長を活かした複数プレイヤー同時対戦が楽しめるとのこと。

 

アニメ見放題サービス「dアニメストア」では、縦向きだとアニメ、横向きだとMV…といったように、端末の向きを変えるだけで動画が切り替わる「タテヨコ」コンテンツ、シーン毎に見たいカメラアングルを自由に選んで鑑賞可能な「マルチアングル視聴」が加わります。マルチアングル視聴では6アングルを同時に視聴可能です。

 

また、「ひかりTV for docomo」では、最大7番組を同時視聴可能な「マルチストリーミング機能」を、4月下旬に開始します。

(c) Les Films du Cap (c)BBC (c)ORF/Ali Schafler (c)囲碁・将棋チャンネル (C)金子博

 

スポーツでは、5Gによる新たなスタジアム観戦体験として、Jリーグでのマルチアングル視聴&スタッツ提供、さらに、卓球リーグ「Tリーグ」トップパートナー契約を締結したことも発表されました。

↑5G、マルチアングル、360度カメラ、XR、AIハイライト、自動スタッツ生成などの先端技術を活用し、観戦の質を高めます

 

5Gスマホは全6種類! 4Gスマホもあるよ!

今回発表されたスマートフォンは全10種。そのうち6機種が5Gスマートフォンで、さらにミリ波に対応するのは2機種です。

↑左上から、Galaxy S20 5G SC-51A、AQUOS R5G SH-51A、LG V60 ThinQ 5G L-51A、Xperia 1 II SO-51A、Galaxy S20+ 5G SC-52A、arrows 5G F-51A、Wi-Fi STATION SH-52A、Xperia 10 II SO-41A、arrows Be4 F-41A、Galaxy A41 SC-41A、LG style3 L-41A、dtab d-41A

 

5Gスマホは、約6400万画素の望遠カメラを搭載し、8K動画も撮影できる「Galaxy S20 5G SC-51A」、片方の画面がゲームパッドになり、2画面ならではの画期的な操作感が楽しめる「LG V60 ThinQ 5G L-51A」、当サイトでも以前紹介した「AQUOS R5G SH-51A」「Xperia 1 II SO-51A」、約6.7インチの大画面と4500mAhの大容量バッテリーを備え、RAM12GBの最高峰スペックとパフォーマンスを誇る「Galaxy S20+ 5G SC-52A(「Olympic Games Edition」も)」、カメラのシャッターを切るだけで「Adobe Photoshop Express」の自動補正機能で写真がプロ並みの仕上がりになる「arrows 5G F-51A」、以上6機種です。ミリ波対応はGalaxy S20+ 5G SC-52Aとarrows 5G F-51Aです。また、5G対応Wi-Fiルーター「Wi-Fi STATION SH-52A」も発表されています。

 

4Gスマホは、「Xperia 10 II SO-41A」「arrows Be4 F-41A」「Galaxy A41 SC-41A」「LG style3 L-41A」の4機種。タブレット「dtab d-41A」も発表になりました。その他、Magic Leap社のMRヘッドセット「Magic Leap 1」も、5月以降に発売予定です。

↑Magic Leap 1

 

全国のドコモショップで5Gサービスが体験できる「PLAY 5G」コーナー実施店舗も、3月27日までに、102店舗に拡大される予定としています。

 

「5Gギガホ」「5Gギガライト」とは?

5Gサービス開始日となる3月25日には、新料金プラン「5Gギガホ」「5Gギガライト」をスタート。

 

5Gギガホは、新たに契約してから最大6か月間、月額料金が1000円割引きになります。さらに「みんなドコモ割(3回線以上)」「ドコモ光セット割」「dカードお支払い割」も適用になると、最大6か月間、月額4480円から利用可能です。また、通常データ量は100GBまでですが、当面の間「データ量無制限キャンペーン」も実施され、様々なリッチコンテンツが、データ量上限を気にすることなく楽しめます。

 

5Gギガライトは、“使った分だけ”のデータ量に応じた料金で、「みんなドコモ割(3回線以上)」「dカードお支払い割」を適用すると、月間利用データ量が1GB以下の場合、月額1980円で利用できるお得なプランです。

 

ドコモはドコモらしい、なかなか“手堅すぎる”ラインナップで、おもしろいですね。個人的には、ミリ波対応で超薄型ボディのarrows 5G F-51Aが注目のスマホです!