長引く自粛生活に疲れ気味のあなた、こんなときは屋内でできる娯楽の王様・ゲームと洒落込んではいかがでしょうか。今回は、ボードゲームやカードゲームなどのアナログゲームを紹介します。大人数で遊ぶイメージのあるアナログゲームですが、実は少人数で楽しめるゲームも少なくありません。そのなかで、2~3人で遊んでも確実に盛り上がる家族向けゲームを識者が厳選しています。
※こちらの記事は「GetNavi」 2020年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
※記事中の価格はすべて2020年4月10日現在のものです。
●アイコンの説明
「プレイ人数」はゲームの対応人数。「プレイ時間」は遊ぶのにかかる目安の時間で、遊ぶ人数によって増える傾向にあります。「オススメの遊び方」は親子、子ども同士、大人同士の3タイプで表記しています。
オススメするのは
その1.世界の頂点に輝いた人気ゲームのシリーズ最新作が日本語版で登場!
ホビージャパン
アズール:サマーパビリオン
6160円
2018年ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞をダブル受賞した「アズール」のゲームシステムを受け継ぐシリーズ3作目。工房から手に入れた美しいタイルを使い、自分のサマーパビリオン(避暑地の別荘)の床を埋めていきます。
【ココが名作!】エレガントなルールを新要素が引き立てる!
タイル選択システム部分は「アズール」と同様のため、シリーズ共通の悩ましさは健在。菱形タイルを六芒星状に配置するのが気持ちいい! 新要素でゲーム展開が派手になり、戦略の幅も広がりました。
その2.シビれる駆け引きを味わいながら美しい日本庭園を造ろう!
すごろくや
雅(ミヤビ)
4840円
モミジや社などの装飾物が描かれたタイルをボードに配置し、日本庭園を造るゲーム。同じ種類しか置けない行(横ライン)と、毎ラウンドひとつしか置けない列(縦ライン)の縛りがあるなか、うまに配置できると評価得点が上がります。
【ココが名作!】わかりやすいルールながらじっくり頭を使って遊べる!
タイルを重ねて置くことで高得点が得られますが、配置の縛りに加えて他プレイヤーとの駆け引きもあり悩ましい! じっくり楽しめる良作なので、少し難しめのゲームに挑戦してみたい人にもオススメです。
その3.会話を楽しみながらクリアを目指す協力ゲーム
アークライト
ito
2200円
1~100の数字が書かれたカードで遊ぶ協力系パーティゲーム。自分のカードの数字は他プレイヤーに見せず、お題に沿って自分の数字に適した答えを発表します。例えばお題が「食べ物の人気」の場合、90ならカレー、5ならピーマンなど。カードを出す順番を相談し、昇順に出せれば成功です。
【ココが名作!】価値観のズレに大笑い!伝わらないのも醍醐味
お題が「映画の登場人物の強さ」の場合、「私はゴジラ」「私はダース・ベイダー」「僕はトトロかな」「トトロの強さって……!?」と、意外な答えに会話が弾みます! やさしいお題なら親子でも楽しめますよ。