ゲーム&ホビー
ミニ四駆
2020/5/25 22:00

ミニ四駆・いまこそ再始動のとき……ミニ四駆“超速”ヒストリー!

夢中になったあのころのように改造して走らせろ!

ミニ四駆はいま第3次ブームが継続中で、スマホゲームの人気も沸騰。本特集では懐かしのマシンの進化した姿から、読めばすぐにレースに出場できる最新チューンナップガイドまで徹底紹介。夢中になったあのころを思い出し、ミニ四駆ライフを再始動させましょう!

 

 

第1次ブーム到来!

子どもたちには高価で手の届かなかったRCバギーが、ミニ四駆化されることで人気が定着。さらに「ダッシュ!四駆郎」の連載がスタートすると、急速にファン人口が増加していきました。

 

第2次ブーム到来!

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の大ヒットによって再び空前のミニ四駆ブームが到来。第1次ブームで全国にコースや販売スペースなどがすでに整備されていたこともプラスとなりました。

 

第3次ブーム到来!

30周年のメモリアルイヤーのジャパンカップ復活に、大人になった第1次、第2次ブーム世代が復帰。高度なチューンナップ術が続々と誕生し、大人も楽しめるホビーとして定着しました。

 

ミニ四駆マシン・タミヤ公認競技会・ミニ四駆マンガ&ゲーム ミニ四駆“超速”ヒストリー!

【1982】初代「ミニ四駆」シリーズ2台が発売

フォード・レンジャー 4×4とシボレー・ピックアップが同時発売。当初は“走るプラモデル”という位置づけでした。

↑フォード・レンジャー 4×4(左)、シボレー・ピックアップ(右)

 

【1986】「レーサーミニ四駆」シリーズがスタート

ラジコンブームのなか、RCバギーの“弟分”としてホットショットJr.、ホーネットJr.が発売。高価なラジコンを買えない子どもたちに大ヒットしました。

↑ホットショットJr.(左)、ホーネットJr.(右)

 

【1987】タミヤ公認競技会がスタート

タミヤのイベント「モデラーズギャラリー」内で開催。レース(写真)のほか、レスリング、ループ走行など5種の競技が開催されました。

 

「ダッシュ!四駆郎」連載スタート

コロコロコミック(小学館刊)誌上で連載開始。ガイドスティックを手にミニ四駆と併走する主人公・日ノ丸四駆郎の姿に、当時の子どもたちは憧れました。

↑ダッシュ!四駆郎

 

【1988】日本一の座を争うジャパンカップが開始

ミニ四駆日本一を決める大会が初開催。全国16会場での総動員数は5万3600人。大成功となり、毎年の恒例イベントとなっていくことに。

 

アバンテJr.が発売

人気RCバギー、アバンテのミニ四駆版が発売され、驚異的な販売数を記録。レース用に開発されたタイプ2シャーシやスリックタイヤを採用したことでも話題に。

↑アバンテJr.

 

【1990】レーサーミニ四駆シリーズの累計生産台数が5000万台を突破

1987年にコロコロコミックで連載が開始した「ダッシュ!四駆郎」の効果でブームが加速。日本一を直接対決で決める公認大会の開催もあり、販売台数がアップしました。

 

【1991】シリーズの累計出荷台数が6000万台を突破

第1次ブームが終焉を迎え、上昇を続けていた販売ペースもこのあたりから緩やかに。それでも発売からわずか9年で6000万台というのは驚異的な数字です。

 

【1994】「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」連載スタート

コロコロコミックで連載開始。主人公の星馬兄弟の使用マシンの「高速コーナリング」(烈)、「ストレートの加速重視」(豪)という特徴も魅力的でした。

↑爆走兄弟レッツ&ゴー!!

 

【1997】ミニ四駆シリーズが累計販売台数1億台を突破

1994年に連載がスタートした「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」効果で、作中に登場するマシンは発売日に即完売するほど人気に。販売も再び加速していきました。

 

【1998】「エアロミニ四駆」シリーズがスタート

新たに連載が始まった「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」に登場するマシンが発売。フルカウルタイプのミニ四駆と比べ、低重心でカウルが小さいのが特徴です。

↑マックスブレイカー

 

【1999】ジャパンカップが一旦休止に

第2次ブーム末期に開催されたジャパンカップ1999の総動員数は3万5300人。この大会を最後に休止となり、10年以上ものあいだ未開催の年が続くことに。

 

【2005】「ミニ四駆PRO」シリーズが発売

新開発の3分割ミッドシップシャーシにダブルシャフトモーターを搭載した新世代シリーズが販売開始。ミニ四駆の新たな時代がここから始まりました。

↑ナイトロサンダー

 

【2007】ミニ四駆25周年記念モデルが発売

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の作者、こしたてつひろ先生デザインのマシンが記念モデルとして登場。バイソンマグナムとロデオソニックが発売。

↑バイソンマグナム

 

【2008】タミヤ プラモデルファクトリーが横浜と新橋にオープン

タミヤ直営の模型店が横浜と新橋にオープン。ミニ四駆コースが常設されており、公式レース前のセッティングや情報交換の場として利用するファンも。

↑タミヤ プラモデルファクトリー

 

【2012】「ミニ四駆REV」シリーズがスタート

生誕30周年を記念した新シリーズはモノコック構造のARシャーシを使用。第1弾モデル、エアロアバンテの空力を追求したフォルムが話題となりました。

↑エアロアバンテ

 

13年ぶりにジャパンカップが復活

ミニ四駆30周年を記念してジャパンカップが13年ぶりに復活! 全国12会場に、タミヤ公認レース復活を待ち望んでいた新旧レーサーたちが詰めかけました。

 

【2013】MAシャーシ採用のブラストアローが発売

MAシャーシが新たに登場。ミッドシップレイアウトのMSシャーシと、空力特性を意識してデザインされたARシャーシを融合した構造が特徴となっています。

↑ブラストアロー

 

【2015】ジャパンカップ2015 チャンピオン決定戦で1/1 エアロ アバンテを披露

各地区の優勝者が集うチャンピオン決定戦が東京・お台場の「MEGA WEB」で開催。実車化された1分の1エアロアバンテが登場し、大きな話題になりました。

↑1/1 エアロ アバンテ

 

【2020】バンダイナムコからスマホ向けゲームアプリ「ミニ四駆 超速グランプリ」配信開始

タミヤ&コロコロアニキ監修のアプリ。コースを作ってオンラインでレースが楽しめます。現在公認競技会が休止中のため、ファンの憩いの場となっています。

↑ミニ四駆 超速グランプリ

 

VZシャーシを採用したネオVQSが登場

小型・軽量なVSシャーシの性能と強度をアップさせたVZシャーシが誕生。衝撃を吸収するために与えられた適度な“しなり”は、ミニ四駆レーサーたちの間で人気を呼ぶでしょう。

↑ネオVQS(VZシャーシ)

 

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※ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です。