三菱電機から、キャニスター型サイクロン式掃除機「風神」 の新商品、TC-ZXF30Pが8月1日より発売されます。発売に先駆けて行われた説明会に参加し、同機の機能をチェックしてきました。説明によると、本機は独自の「エアブロー機能」を進化させることで、キャニスター掃除機ながら「ほうき」と「はたき」の機能を持つようになったといいます。
2.9kgと軽量ながら微細なゴミを99.999%まで捕集
「風神」 TC-ZXF30P(実売予想価格は8万3000円前後・税抜)は、本体質量2.9kgと軽量ながら、風速約84m/秒の高速遠心分離によってゴミを99.9%捕集。モーターの前後にはHEPA とULPA の2 種類のフィルターを搭載し、微細なゴミ(0.3μm 以上)を99.999%まで捕集することで、高い吸引力とキレイな排気を実現しています。
幅広の「エアブローノズル」が「ほうき」の機能を果たす
従来機からの進化ポイントは、2種類の新開発ノズルを採用し、独自の「エアブロー機能」を強化したこと。「エアブロー機能」とは、排気口にホースを差し込むことで、排気を利用してごみを吹き飛ばすことができる機能です。アンケートによると、従来機種を購入したユーザーの75%がこのエアブロー機能に満足していたとのこと。
ただし、従来機のエアブロー機能は、ピンポイントの風しか送れないとのことで、やや広いスペースを掃除するには不向きでした。そこで新機種では幅広の「エアブローノズル」を新たに採用。玄関やベランダなどの広いスペースでもゴミを効率よく吹き飛ばすこという、「ほうき」のような機能を持つに至りました。
高所のゴミを落とせるのが「2WAYロングノズル」
また、従来機では、高所に対してエアブロー機能を使うことができませんでしたが、今回は長く伸ばせば高い場所にも届く「2WAYロングノズル」を採用。これにより、照明の上、タンスの上、カーテンレールといった高所のゴミを落とす「はたき」の機能を果たすようになりました。
ふとん掃除用のアタッチメントでふとん掃除もラクラク
もうひとつの大きな特徴は、アタッチメントの「アレルパンチふとんクリーンブラシ」です。こちらは、ふとん掃除用のアタッチメントで、同社のスティック掃除機、インスティックにも使われている「アレルパンチ植毛」をブラシや底面に採用。アレル物質を抑制するとともに、走行車輪と逆回転する回転ブラシの採用で、かき出したごみを効率よく吸引します。
これらアタッチメントを駆使すれば、サッシレールやエアコンの上、玄関、ベランダ、家具の隙間からふとんに至るまで簡単に掃除することができます。「家中を隅々までキレイにしたい!」という人にはこの上ないモデルといえるでしょう。
【URL】
三菱電機 http://www.mitsubishielectric.co.jp/index.html
ニュースリリース http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2016/0706.html