菊水酒造の「ふなぐち菊水一番しぼり」(通称ふなぐち)は、販売累計3億本を突破し、SNSでは「コンビニ最強酒」と称される缶入り清酒の王者。豊かな芳香、脳天にガツンと来るコクが特徴で、その濃厚な味わいは、酒飲みの熱狂的な支持を集めています。そんなふなぐちで手軽かつリッチな晩酌を…と考えたとき、国分グループ本社のおつまみ缶詰No.1ブランド「缶つま」を思い浮かべる人も多いはず。でも、「缶つま」の種類は約70種類。多すぎて迷っちゃうんだよね……という方。ぜひ「『ふなぐち』に合う『缶つま』選手権」の結果を参考にしてください!
缶入り清酒の王者とおつまみ缶詰No.1で最高のペアを決める企画の結果発表!
「『ふなぐち』に合う『缶つま』選手権」は、その名の通り、WEB投票によって、ふなぐちにぴったり合う缶つまを決めよう! というキャンペーン企画。なお、「缶つま」のなかから10種類のノミネート缶詰を厳選したのは、「缶詰博士」として著名な黒川勇人さんです。そして今回、2135名の投票により、同選手権のトップ3が決定。以下では、実際にペアリングした印象とともに紹介していきましょう!
【第3位】
甘辛い味付けが、フルーティかつ濃淳なふなぐちに合う
缶つま 宮崎県産 霧島黒豚角煮(実売価格860円)
ふなぐち(実売価格318円 ※200ml缶)との合計1178円
3位は、なかなかセレブな価格の黒豚角煮。かなり甘く濃いめの味付けなので、同じくフルーティで濃淳なふなぐちに合います。脂は多めですが、しょうがの風味が利いていますし、うまいことふなぐちのフレッシュな部分が脂っぽさを洗い流してくれます。肉の部分が硬めで味わい深く、しばらく噛みしめていられるのもおつまみらしくていいですね。
【第2位】
ほたてのスモーキーな風味が調和する間違いのないペア!
缶つま 北海道・噴火湾産ほたて燻製油漬け(実売価格490円)
ふなぐち(実売価格318円 ※200ml缶)との合計808円
こちらのほたてとふなぐちは、もう間違いのないペアですね。個人的にも大好きです。ほどよくオイルをまとったほたてが、口のなかで溶けるようにほどけていく、その繊維のすきまに芳醇なふなぐちが浸みこんでくる快感……。燻製によるスモーキーな風味がほたてのコクを高めていて、これがまたふなぐちに合うんです。味が強すぎず、弱すぎず、ずっと食べていたい組み合わせ。何かいいことがあった日にじっくり味わいたいペアリングです。
【第1位】
悪魔的なウマさで身体が火照る!
缶つま 広島県産 かき燻製油漬け(実売価格650円)
ふなぐち(実売価格318円 ※200ml缶)との合計968円
1位は、やっぱりそうか! と思う方も多いはず。広島県産かき燻製油漬けとの組み合わせです。こちらのかきはとにかく旨みが強く、食べた瞬間、誰もがウマイ! と思うはず。とはいえ、磯の香りがちょっと強いのも事実。そこをふなぐちが受け止め、かきのクセを抑えて旨みだけを届けてくれるんです。ふなぐちもアルコール度が19度と高くて個性が強いですから、個性が強いもの同士がぶつかってわかり合い、高めあったということでしょう。その関係性は、まさに強敵(とも)。広島県産かき燻製油漬けは、今回の1位戴冠により、名実ともに最高の酒の強敵であることを証明した形です。
あとはこのペア、オイルでてっかてかに光ったかきに、アルコール度19度のふなぐちを合わせるあたり、多少の背徳感があるところもいいですね。実際、その味は悪魔的なウマさ。食べ進め、飲み進めるうちに、身体が火照ってくるような興奮を覚えます。特に最近、熱くなってないな、あの頃のオレ、どこへ行っちまったんだ……と思っている方、まずこちらで気持ちを上げてみてはいかがでしょう。
というわけで、2135名が選んだトップ3には、それぞれ選ばれる納得の理由がありました。新型コロナの影響もあって、いつもより寂しく感じる秋の夜長。トップ3をすべて試すもよし、1位をオトナ買いするもよし。こんなときこそ「ふなぐち」と「缶つま」で、明日への活力を養っていきましょう!