“抗脂肪系の緑茶は苦い”という常識を打ち破った、革命的な傑作「伊右衛門 特茶」。2013年秋の登場から2年半以上経ち、新味かつカフェインゼロの新商品が本日8月2日に発売されます。“体脂肪を減らすのを助ける”という特茶ならではの機能に加え、カフェインゼロというやさしい特徴はなんとなくわかるものの、味はどうなのでしょうか? 早速ゲットしてきたので、通常の特茶と比べつつインプレッションレポートをしていきたいと思います!
カフェインゼロの特茶は大麦がベースのブレンド茶
まずは改めて、「伊右衛門 特茶」のおさらいから。これはトクホ飲料史上で初めて“脂肪の分解”に着目した、“体脂肪を減らすのを助ける”特定保健用食品です。
ほかのトクホにありがちな“脂肪の吸収を抑える”のではなく、すでについてしまった体脂肪に働きかけるというのがポイント。食事の際だけでなく、仕事中や運動時など様々なシーンの飲用に効果的です。そして、それまでのトクホ緑茶のデメリットだったカテキン由来の独特な苦みがなく、毎日飲み飽きないおいしさが、特茶をスターダムにのし上げた要因といえるでしょう。
今回は新旧の特茶を用意したので、デザインから比べてみたいと思います。文字体やレイアウトは大きく変わりませんが、まず色が大きく違ってカフェインゼロのほうはブラウンがベースのカラーですね。
そして、中央に「カフェインゼロ」「大麦ブレンド茶」と中味に関する表記がうたわれ、グラスに注いだイメージフォトとブレンドの中身をあらわす穀物などのイラストが描かれています。赤い丸のなかに「10素材ブレンド」と書いてあるので、その詳細も紐解いていきましょう。
原材料名を見ると「大麦、はと麦、玄米、大豆(黒豆を含む)、ハブ茶、柿の葉、昆布エキス、椎茸、白米…」などが書かれており、これらが10の素材の内訳。なお、味の特徴としては大麦を芯からふっくらと焙煎することで雑味を押さえつつ、香りを最大限に引き出しているそうです。
まろやかで香ばしさのあるやさしい味だった
ついで、いよいよ飲んでみます。これまでの特茶も同じグラスに注いで比較チェックを行ったのですが、やはりお茶の液色からしてかなり違いがありました。
新商品のカフェインゼロのほうは、大麦などが中心になっているためか、麦茶に近い褐色系。一方、これまでの特茶は緑茶ならではのカラーで、やや透過していることがわかります。
そして、実飲チェック。ひとことでいうと、やさしい味わいです。飲み口はまろやかで、ほんのりと香ばしい風味がある印象。渋みや苦味は抑えられており、後味はほどよい酸味が効いた、すっきり系のテイストといえるでしょう。
ベースは麦茶らしいロースト系のコク深い味ですが、様々な素材でブレンドされているため、より豊かな広がりを感じられますね。これまでの特茶同様、飲みやすくてゴクゴクいけるのは間違いなし。また、食事とも合わせやすい万能な味ともいえます。
カフェインゼロは授乳中のママや熱帯夜の清涼剤にオススメ
そして、これまでの特茶も飲んで違いを明確にしてみました。こちらは、より酸味が印象的なスッキリ系。後味にキレもあって、口の中がさっぱりします。濃厚な料理の脂っこさを打ち消すには、こちらのほうがベターかもしれません。
筆者のように飲み比べてみると、それぞれ味の特徴がよくわかるので、この機会に両方試してみるのもいいのではないでしょうか。でも、特にカフェインゼロのほうは、授乳中のお母さんの水分補給や、熱帯夜で寝苦しい日の清涼剤として飲むのがオススメです!
希望小売価格はどちらも170円。いずれにせよゴクゴクと飲みやすい商品なので、店頭や自販機で見かけたらぜひお試しを!
【URL】
特茶製品ページ http://www.suntory.co.jp/softdrink/iyemon/tokucha/cz/