マウスコンピューターは3月31日、日本eスポーツ連合(JeSU)公認のデスクトップ型ゲーミングPCを発表しました。今回発表されたのはビギナーも安心して使える標準タイプの「G-Tune HM-BJ」と、上級者向けのハイスペックモデル「G-Tune HN-ZJ」の2種類。価格はG-Tune HM-BJが21万9780円、G-Tune HN-ZJは24万1780円で発売中です。
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日本eスポーツ連合に認定された高スペックでゲームもサクサク
マウスコンピューターでは開発するにあたり、両モデルにユーザーの意見を反映させました。入出力ポートはケース天板に配置し、デスクトップPCでありながら、椅子に座ったままでもアクセスが可能。HDMI端子を搭載して、映像出力を簡単に行えるように配慮しています。eスポーツプレイヤーがPCに対して持つ心配を減少し、ゲームに没頭できる環境に寄与しているのです。
さらに、ダストフィルターはマグネット式を採用。取り外して水洗いすることができるので、手軽にメンテナンスすることも可能です。
標準タイプのG-Tune HM-BJは、価格も抑えられているため、ゲーム初心者でも安心して購入することができるでしょう。
一方、ハイスペックモデルであるG-Tune HN-ZJは、グラフィックス・アクセラレーターに大容量のNVIDIA GeForce RTX 3070/8GB (DisplayPort×3/HDMI×1)を採用しているため、精緻なグラフィックスを実現しています。シューティングゲームなど、画質を高めながら高速描写を求めている人には絶好のモデルといえるのではないでしょうか。
日本eスポーツ連合とは、eスポーツ(コンピューターゲームをスポーツとして捉えたときの名称)の普及を目的とした団体で、eスポーツ大会の認定やeスポーツ選手の育成や支援を行っています。今回発表されたG-Tune HM-BJとG-Tune HN-ZJの2機種は、その日本eスポーツ連合の公認モデルです。
マウスコンピューターと日本eスポーツ連合では、本モデルを開発するに先立ち、2つの検証を行いました。プレイヤー視点の検証では、プロゲーマーへのヒアリングを実施。シューティングゲームなどフレームレートを重視するゲームでは、素早い場面切り替えが必要とされます。そのため、意図的に画質設定を下げてプレイする傾向グラフィック設定を最低ランクにした状態で、最低120FPS以上でゲーム動作ができるスペックを実現しています。
運営・法人視点の検証では、視聴者に向けてゲームを配信するのに60FPSを超える必要はないとの結果を得たため、最大固定FPSもしくは60FPS以上出ていることを公認スペックの要件とする、と定めました。
PCでオンラインゲームをプレイする場合、機種によっては画面がカクカクすることがあり、ストレスが溜まりがちなものです。しかし、日本eスポーツ連合公認の本モデルでは、2視点からのレギュレーションをクリアしているため、スムーズな動作で楽しむことができます。
G-Tune HN-ZJとG-Tune HM-BJでは、「eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE」(海外版)、「グランブルーファンタジー ヴァーサス」、「ストリートファイターV チャンピオンエディション」、「DEAD OR ALIVE 6」の4タイトルで検証を実施。マウスコンピューターでは、今後も検証済みタイトルを増やしていく方針としています。
今回発表されたG-Tune HM-BJ、G-Tune HN-ZJの日本eスポーツ連合公認の2機種は、日本eスポーツ連合が主催する大会でも利用されること決定済み。プロゲーマーたちのプレイでその真価を発揮するでしょう。
マウスコンピューターでは、今後の要望次第でノートPCの開発も検討するようです。
エキシビジョンマッチで美しく、スムーズな動作を実証
発表会当日は、プロゲーマーの板橋ザンギエフ選手とナウマン選手による「ストリートファイターV」のエキシビジョンマッチも行われました。
早速、鮮明で美しいグラフィックスとキャラクターの滑らかな動きを披露し、板橋ザンギエフ選手が勝利を納めました。
G-Tune HM-BJとG-Tune HN-ZJはあらゆるゲームをプレイすることを前提に開発されたデスクトップ型ゲーミングPCです。どちらもこれまで以上にゲームを楽しむことができるでしょう。