リーガロイヤルホテル京都が、アウトドアブランド「Coleman」を展開するコールマンジャパンとコラボして、同ホテルの「オールダイニング カザ」にて「コールマン×リーガロイヤルホテル京都『ホテキャン ビュッフェ』」を5月1日から8月31日まで販売すると発表しました。
通常のビュッフェスタイルレストランの席で楽しむ「ランチ・ディナービュッフェ」のほかに、個室内に張られたコールマンのテントやテーブル、チェアなどキャンプをイメージした空間で、コールマンの調理器具を使用したキャンプ料理のビュッフェを楽しめる個室プランでは、手軽にキャンプ気分を楽しめるとしています。なお、個室プランに関しては、ランチ、ディナー各時
販売に先立ち、リーガロイヤルホテル京都にて「ホテキャン ビュッフェ」の体験会があったので参加してきました。
個室プランはキャンプ気分満載
プランは、一般プランと個室のプランがあります。一般プランはキャンプ料理をビュッフェ形式でとってきて、感染対策が取られた各自のテーブルで食べる方式ですが、個室プランは、テントやキャンプテーブル、椅子が備えられた部屋であたかもキャンプをしているような気分で食事を楽しめます。(人数4〜6人まで)
食器もコールマンのキャンプ用アイテムを使うことで、より一層キャンプ気分を味わえます。
【メニュー紹介】
<ディナー限定>
・牛肉のシュラスコ風 黒胡椒風味
・スタッフ・ド・チキン パエリア風
<ランチ限定>
・フランクフルトとベリーハムの瞬間スモーク
<共通メニュー>
・ミートとポテトのコテージパイ
・アトランティックサーモンのウッドプランクグリル
・ハムとチーズのホットサンド クロックマダム風
・スペアリブのラケ BBQソース
一見、キャンプ料理そのままというメニューですが、ホテルビュッフェで提供するにあたってアレンジがされているそう。シェフの本田さんは、ご自身も休日はキャンプに出かけることもあるアウトドアマンということで、キャンプテイストたっぷりながら、ホテルのビュッフェにふさわしい仕上がりとなっています。
キャンプ料理そのままではなくアレンジした理由をお伺いしたところ、キャンプ料理をそのままレストラン(ビュッフェ)のメニューとして提供すると、一味足りなかったり実際のキャンプで堪能する味と異なる印象になることがあるそうで、あくまでもビュッフェで提供する料理という基本は守りつつ、アウトドアテイストを加えることで普段とは違った料理を楽しんでほしいということでした。
ホテキャン ビュッフェの想定利用者も、キャンプなどアウトドア慣れしている人ばかりでなく、キャンプやBBQなどのアウトドア料理が初めてという人がいるかもしれませんので、がっつりキャンプ料理だと戸惑ってしまう可能性は確かにあります。実際に、他の媒体の取材の記者のなかにはキャンプをしたことがないという人もおり、興味深そうにアウトドアグッズや料理を写真に収めていました。
今回のメディア向け試食会では、あらかじめプレートに小分けにされた状態で提供されました。テーブルには、感染防止対策が記載されたランチョンマットや、飛沫防止マウスガードなどが配備されます。
感染対策を徹底した店内は、対策の詳細を京都弁で記載したランチョンマット、アルコール除菌スプレーを各テーブルに設置、食事中も会話を楽しめるようにと、コールマンのロゴ入り飛沫防止グッズ「持つマウスガード」なども配備されています。
今回の「ホテキャン ビュッフェ」は、実は昨年に企画されていたものでしたが、新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け一度中止となった経緯があります。今回は、感染防止策を万全にしての再チャレンジとなります。
去年と比較して、よりライトな層にもアウトドアブームの影響があり、去年の分もあわせて盛り上がることを期待しているそう。
古都京都の高級ホテルでの「ホテキャン ビュッフェ」ですが、ホテルとしては古都観光とアウトドアレジャーを一度に楽しめることや、宿泊者だけでなくランチやディナーのビュッフェだけでも感染防止対策が整った環境で楽しんでもらいたいとしています。
キャンプやBBQなど、アウトドアレジャーにチャレンジしてみたいが、道具も知識もなくて迷っていたという人には、手軽にアウトドア気分を味わえる良い機会です。また、普段キャンプやアウトドアを楽しんでいる人にとっては、一工夫するだけでいつものキャンプ料理がホテルのビュッフェで楽しめるほどのメニューになることに驚くことでしょう。次回のキャンプご飯の参考になるかもしれませんね。
再び感染者数が増えてきており、気軽に遠出はできない状況ですが、お近くの人は近場でアウトドア気分、遠方の人は落ち着いた頃に観光を兼ねて、体験してみてはいかがでしょうか?
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