家電
2021/5/7 17:31

【防災編】話題のポータブル電源は「一家一台」にあるべき。ママインフルエンサーと考えた「防災活用術」4選

ポータブル電源は大容量のバッテリーを積み、様々な電源プラグを搭載しているデジタル周辺機器です。引き続くキャンプ&車中泊ブームで需要が拡大中。GetNavi webでも人気カテゴリのひとつとなっています。

 

そんな背景のなかでGetNavi webで現在注目しているのが、2021年5月に発売されるオウルテックの「PORTABLE POWER STATION」。短期連載の第3回となる今回は、【キャンプ編】【車中泊編】に続いて【防災編】をお届けします。

 

【5月20追記情報】

本コンテンツの内容を動画でコンパクトに解説したムービーを公開。同製品の魅力を端的に知りたい方はこちらからどうぞ!

 

 

本稿では防災用途ということもあり、デジタル機器にあまり詳しくない方向けに、本機の製品概要を紹介しながら使いこなし術を解説。家で過ごす時間が増えたいま、在宅中に停電などが起きた際はどのように役立つのかを、ママインフルエンサーを招いてGetNavi webが一緒に考えました。

 

ママインフルエンサー 堀江佑佳さん

旦那さんとお子さんの3人暮らし。インスタグラムのアカウントは@yuka_horie

 

【今回紹介するモデル】

まずは、「PORTABLE POWER STATION」の基本的な性能について紹介していきましょう。同シリーズには2つのモデル「OWL-LPBL112001」と「OWL-LPBL172801」があり、主な違いはバッテリー容量です。たとえばiPhone 12の場合、前者は約21.5回、後者は約33回の充電が可能。容量にともなってサイズや重量も若干異なり、前者は約5kg、後者は6.8kgとなっています。

 

●SPEC(右)●内蔵バッテリー:リチウムイオン電池 3.6V 112000mAh/403.2Wh●充電時間:付属AC充電器=約6時間、付属AC充電器+PD100W充電器=約3時間、120Wソーラーパネル=約8時間●サイズ (本体):約240(W) × 196(D) × 192(H) mm/約5.0kg  ●SPEC(左)●内蔵バッテリー:リチウムイオン電池 3.6V 172800mAh/622Wh●充電時間:付属AC充電器:約9時間、付属AC充電器+PD100W充電器:約5時間、120Wソーラーパネル:約8時間●サイズ (本体):約290(W)×210(D)×205(H)mm/約6.8kg

オウルテック OWL-LPBL112001(右)

合計400Wまでの家電やデジタル製品に給電できるポータブル電源。400Wは一般的にコーヒーメーカーなどが作業時に消費する電力で、小型の家電製品に対応します(消費電力は製品によって異なります)。一般的な家庭用電源であるACコンセント(2つ)のほかに、USB Type-C(PD100W対応/ひとつ)、USB Type-A(3つ)、クルマに搭載されているDCシガーソケット(ひとつ)を搭載しており、様々な端子を差して製品に給電することができます。背面にはLED照明を搭載し、足元や手元を照らすことが可能。

 

本体の充電はDCプラグを使って付属のAC充電器(90W)のほか、USB Type-C(PD100W対応)、別売のソーラーパネル(120W)が使えるなど様々な手段が利用できます。AC充電器(90W)を使った際の充電時間は約6時間、AC充電器(90W)とPD100W対応USB Type-Cを併せて充電したときは約3時間で充電が完了。

 

↑本体正面。上部中央には現在のバッテリー残量がわかるディスプレイを搭載。現在使用している電力も表示されます

■OWL-LPBL112001の購入はこちらから

・オウルテックダイレクト本店
https://direct.owltech.co.jp/shopdetail/000000002057
・amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B093H5PCN5/
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・auPAY
https://wowma.jp/item/502056653

 

オウルテック OWL-LPBL172801(左)

112000mAhモデルと同じ出入力ポートやLED照明を搭載しながら、バッテリー容量を1.5倍以上にしたモデル。600W以内の家電やデジタル製品に対応します。AC充電器(90W)を使った際の充電時間は約9時間、AC充電器(90W)とPD100W対応USB Type-Cを併せて充電したときは約5時間で充電が完了。112000mAhモデルと同様、異常を感知した場合には、自動で動作を停止するため、安全面でも安心です。

↑本体正面は112000mAhモデルと同じ構成

 

↑背面にLEDライトを搭載。低/中/高の3段階で明るさを変えられます

■OWL-LPBL172801の購入はコチラから
・オウルテックダイレクト本店
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https://www.amazon.co.jp/dp/B093H62FTR/
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https://item.rakuten.co.jp/owltech/owl-lpbl172801/
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https://wowma.jp/item/502057044

 

「PORTABLE POWER STATION」が活躍する4つのシーン

災害となったら「PORTABLE POWER STATION」はどのように活躍してくれるのでしょうか?4つのシーン別に、堀江さんと編集部・山田による対談形式でお伝えします。

【オウルテック「PORTABLE POWER STATION」の使い方をギャラリーで先見せ!(画像をタップすると詳細が表示されます】

 

【その1】1週間以上分のスマホ充電を確保

「モバイルバッテリーより大容量で安心」(堀江)

「ファミリー世帯で重宝する」(山田)

家族や知人とのコミュニケーションはもちろん、情報収集や懐中電灯代わりになるなど生活必需品ともいえるスマートフォン。停電で自宅のコンセントから充電できない場合はモバイルバッテリーが重宝しますが、パワフルな蓄電量でその何倍も充電できるのがポータブル電源です。

山田「スマホの機種にもよりますけど、iPhone 12の場合、112000mAhモデルなら約21.5回、172800mAhモデルなら約33回充電可能。家族3人全員がスマホ持ちという構成でも、1週間はなんとかなりますね」

堀江「一般的なモバイルバッテリーの充電回数は最大5回とか10回ですよね。ポータブル電源をスマホ充電だけに使うということはないと思いますけど、これだけ大容量だと安心です」

山田「複数台を同時に充電できる点も便利です」

堀江「我が家にも小型のポータブル電源があるのですが、シガーソケットが付いているタイプは初めて見ました。我が家では子ども用に使っている家電があるので、複数あると助かります」

山田「お子さん用の家電は、どんなものがありますか?」

堀江「例えば、おしりふきウォーマーです。あとは、赤ちゃん用ミルクを作るときに、温度設定できる電気ケトルなど。停電時の湯沸かしはカセットコンロがメインになると思うので、保温用に使う形になると思います」

山田「コンロの直火やアツアツのヤカンは子どもにとっては危ないので、できればケトルを使いたいですよね。非常時でも子どもにはいつもと同じ環境を構築してあげたいので『PORTABLE POWER STATION』の活躍の場は広いです」

 

【その2】停電時の緊急照明に

「両手が使えるのはありがたい」(堀江)

「子どもが寝るまでのナイトライトに」(山田)

夜に停電となったときに欠かせないのが周囲を照らす明かりです。スマホには懐中電灯のように光る機能もありますが、緊急時のスマホの電力消費は抑えたいところ。「PORTABLE POWER STATION」はLED照明を備えていて、安定的に広範囲を照らしてくれます。懐中電灯を用意することは大前提ですが、ママ目線で本製品があると様々な面でメリットがあるといいます。

堀江「例えばおむつ交換は、赤ちゃんの足を持ちながらお尻をふいて、という作業。片手ではできないのですよね。両手が使えるというのは、かなりうれしいです」

山田「子どもは、暗いところが苦手ですよね。しかも停電時でいつもとまったく違う環境。お子さんが不安にならないよう安眠できるまで照明を点けておく使い方もできます。3段階で明るさも変えられますし」

堀江「私はアウトドア用のLEDランタンをもっていないのですが、『PORTABLE POWER STATION』があれば停電時の明かりはひとまずなんとかなりますね」

山田「もしLEDランタンを使う場合、12Wの明るさなら172800mAhモデルで約41時間も使えます。バッテリー式のランタンであればケーブルレスで使えるので、部屋の高い位置に設置して、部屋全体を照らすことができます。様々な照明インフラを持てる点で『PORTABLE POWER STATION』はオススメですね」

↑足元を照らして安心させてくれたり、避難道具などを探すときに役立ったり。懐中電灯としてスマホを使うと手がふさがってしまいがちですが、固定できる「PORTABLE POWER STATION」は使い勝手も良好です

 

【その3】夏場の停電時の暑さ対策に

「熱中症対策には必須」(堀江)

「子どもはもちろん高齢のご家族がいる家庭でも心強い」(山田)

蒸し暑い日本の夏は、熱中症を防ぐためにも温度調整が大切です。停電の場合、高電力のエアコンを使うのは難しいですが、比較的電力の低い扇風機なら大丈夫。172800mAhモデルの場合、30W扇風機を約16.5時間使えます。

山田「夏場の停電は暑さ対策が要となります」

堀江「エアコンが使えなくても、扇風機の有無で快適さは全然違います。夏の停電時は気力も体力も落ちるでしょうから、扇風機の風でもすごくありがたいはず」

山田「現在の住宅は、密閉性が高いのでどうしても熱がこもりやすくなります」

堀江「熱中症が気になるのは、やっぱり子ども。汗をたくさんかきますし、大人より体力もないですから」

山田「寝ているときとか、すごく汗をかきますよね。首振りやリズム風で涼しくしてあげたいです」

堀江「はい。とにかく子どもにはできるだけ快適に過ごしてほしいので、小さいお子さんがいる家庭にはぜひ『PORTABLE POWER STATION』を、と思います」

山田「子どもだけでなく、高齢のご家族がいる世帯でも重宝します。特に高齢者層は、屋外よりも屋内で熱中症になる傾向がありますから」

 

【その4】持ち運び容易で避難生活にも活用

「持ちやすい取っ手で問題なく動かせる」(堀江)

「しまえる取っ手は収納面でも優秀」(山田)

ポータブル電源は、携帯性の容易さも大切な要素のひとつ。「PORTABLE POWER STATION」には取っ手が付いていて持ち運びがしやすく、112000mAhモデルは約5kg、172800mAhモデルは6.8kgとなっています。堀江さんによると、112000mAhモデルであれば、女性でも持ち運びできますとのこと。

山田「堀江さんのご家庭は現在、夫婦どちらも在宅勤務ですか?」

堀江「はい。いまはふたりとも、基本的に在宅です。ふだんは夫が力仕事をしてくれるのですが、もしいないときに停電となったら、私がポータブル電源を運ぶことになりますね」

山田「『PORTABLE POWER STATION』の重さや取り回しはどうでしたか?」

堀江「大きな問題はないですよ。取っ手が持ちやすい形ですし、両手を使えばなおさらです」

山田「取っ手が本体にしまえて、フラットになるので収納面でも優秀だと思います」

堀江「そうですね。角がとがっていなくて、子どもがぶつかってもケガになりづらいのもうれしいです」

 

↑女性でも取り回しできると言う堀江さん

 

GetNavi web編集部が考える「PORTABLE POWER STATION」の日常活用術

災害時やアウトドア以外の、普段の日常生活でもポータブル電源は大活躍。最後に、「PORTABLE POWER STATION」の、眠らせておくにはもったいない活用術を提案します。

 

【その1】在宅勤務の電源コンセント不足問題を解消

山田「堀江家は在宅勤務だとおっしゃっていましたが、電源コンセントが足りなくなることはありませんか?」

堀江「ありますよ! PC・スマホ周辺機器をつなぐと、コンセントは取り合いになります。ノートPCをつなごうと思ったら、すでに夫のスマホとPCで埋まってるとか」

山田「そんなときは『PORTABLE POWER STATION』の出番です。ポータブル電源は使っていなくても少しずつ放電するので、3か月に1回は充電したほうがいいですから。その意味でも、日常的に使っていくのは効果的な活用方法です」

堀江「なるほど。在宅勤務あるあるですと、夫がWEB会議中のときや、気分転換したいときにはベランダでPCワークをするんですけど、そこでポータブル電源が役立つと思いました」

山田「これからの季節、気持ちいい天気の日によさそうですね」

堀江「肌寒い日でも、ポータブル電源に電気毛布をつなげば使えそうですし、電気毛布は子どもとのピクニックでも重宝しますね」

 

【その2】ホームパーティでの電源コンセント不足問題を解消

山田「もうひとつは、ホームパーティでの電源コンセント不足の解消です。友人がスマホを充電したいというのはよくあるシーンですよね」

堀江「Bluetoothスピーカーを出したら、ふだん使っていなくて電池が切れていたということもありますよね」

山田「はい。友人がモバイルプロジェクターを持ってきたら電池が切れていた、なんてケースも」

堀江「延長コードを出すという方法もありますけど、ポータブル電源のほうが床がごちゃごちゃしなくていいかもしれませんね」

山田「はい。日常的なシーンでもいざというときに役立つので、『PORTABLE POWER STATION』は実にコストパフォーマンスが高いアイテムなんです。もっていて損はありませんよ」

 

4つの停電時と2つの日常的なシーンで、「PORTABLE POWER STATION」の活用法をレポートしました。一家に一台あると便利であることが、お分かりいただけたのではないでしょうか。本企画では、ガジェットもアウトドアも大好きなフォトグラファー、桐島ローランドさんをゲストに迎えた【アウトドア編】や【車中泊編】もあります。より多彩な使い道を紹介したこちらの記事も、ぜひ参考にしてください。

 

【関連記事】キャンプ編/車中泊編はこちらから

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今、ベストバイ・ポータブル電源はオウルテック「PORTABLE POWER STATION」だ! アウトドア通・桐島ローランドと考えた活用術【車中泊編】

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撮影/福永仲秋(ANZ) 取材協力/中山秀明