アンカー・ジャパンは、独自技術の「Anker GaN ll」を搭載したコンパクトな充電器「Anker Nano ll 65W」および「Anker Nano ll 30W」を7月8日に発売しました。Amazon.co.jpでの価格はAnker Nano ll 65Wが3990円(税込)、Anker Nano II 30Wが2990円(税込)です。なお、Anker Nano ll 65Wは現在、7月27日入荷予定となっています。
両モデルは5月に発売したAnker GaN ll搭載の「Anker Nano ll 45W」の第二弾にあたる製品。Anker GaN llは、アンカー・ジャパンが2018年に発表した窒化ガリウム半導体採用の「GaN」技術をもとに、電源ICと回路設計を見直すことでさらに進化させた技術です。これにより、安全基準を満たしながら充電器の小型・軽量化を実現しています。
Anker Nano ll 65Wは、スマホからノートPCまで幅広い機器の充電が可能な充電器。MacBook Proや、USB Power Deliveryに対応したWindows PCを、最大65Wの出力で急速充電できます。アンカー・ジャパンによると、M1チップ搭載のMacBook Pro 2020年モデルであれば、約2時間20分で満充電可能とのこと。
また、折りたたみ式プラグの採用で手のひらサイズを実現しているのも特徴。本体サイズは、一般的な65W出力の充電器に比べて約60%コンパクトな、約44×42×36mm。重量は約112gです。
一方のAnker Nano II 30Wは、最大30Wの出力が可能なうえ、USB Power Deliveryにも対応しているため、こちらもスマホからPCまで幅広い機器を急速充電できます。また、Anker Nano llシリーズとしては最小モデルで、一般的な30W出力の充電器に比べて約60%のコンパクト化を実現。本体サイズは約38×32×30mm、重量は約47gとなっています。
これ一つあれば、スマホやPCなどの端末ごとに充電器を持つ必要がないというのは魅力的です。第一弾のAnker Nano ll 45Wが発売から1週間で約7000個売れたそうですが、納得できる注目の製品と言えるでしょう。