下北沢といえば劇場やライブハウスが多く、また、おいしい飲食店が軒を連ねていることでも知られています。そんなクリエイティブな街に、イベントパークと飲食店を融合した「下北沢ケージ」が8月19日にオープンしました。どんな催しがあり、どんな料理が提供されているのでしょうか? レポートしていきます!
下北の高架下に出現した多彩な顔を持つコミュニケーションスペース
場所は下北沢駅から徒歩3分ほどの高架下スペース。“ケージ”という名が示す通り、巨大な金網フェンスで囲まれた空間は老若男女が自由に楽しむカゴのようなものといえるでしょう。日中は開放され、公園のように自由に楽しめるそう。そして、夕方から夜にかけてはナイトマーケットが開催されます。
面積は約200平米と広々。街行く人々が様子を見られるという特徴を生かして、企業PR、食やセカンドハンドのマーケット、アートイベント、映像・映画、パフォーマンス、スポーツなどのイベントをはじめ、地域の行政・商店会・団体等と連携した活動も行われるとか。
激ウマのアジア屋台美食がズラリ!
イベントスペース以外の顔として注目なのが飲食店。展開されているのはアジアの屋台酒場からインスピレーションを得たカジュアルな食堂・酒場「lồng và quán(ロンヴァクァン)」です。
料理長が現地で食べて激ウマだったというベトナム風お好み焼き「バインセオ」をはじめ、提供されるのはハイクオリティなアジア料理ばかり。ここでは、その一部を紹介していきます。
なお、ドリンクも充実しており、たとえばビールは480円から。アジアビールの「バーバーバー」や「タイガー」は600円で味わえます。またハイボールやサワーは380円とよりおトクで、食事を楽しむために訪れるのもオススメですよ!
自由な発想による面白い企みを絶賛募集中!
先日8月24日には第1回目のナイトマーケットが開催されましたが、地元店舗を中心に、古着、レコード、本、ジュエリー等の13店舗が出店。大きな盛り上がりを見せました。そして今後もノンジャンルでエッジの効いた催しが展開されるようです。
そして仕掛け人のひとりである東京ピストル代表の草彅洋平さんは「持ち込み大歓迎! とにかく“面白いこと”をしたい人を大募集しています。下北沢らしく、普通じゃないことをたくさん仕掛けていきたいですね!」と意気込みを語ってくれました。
なお、この場所は街のオープンスペースのあり方を問う実験的なプロジェクトということで、2019年夏までの3年間の限定展開。未来のまちづくりのひとつの形として、今後の展開からも目が離せませんね!
【URL】
下北沢ケージ http://s-cage.com