8月28日、コーエーテクモゲームスにて「DEAD OR ALIVE Xtream 3」のVR対応コンテンツの体験会が開催されました。この体験会は、ゲットナビウェブでもレポートした「DEAD OR ALIVE FESTIVAL 2016」に参加した人のなかから、当選した一部のユーザーとメディアのみが参加できる貴重なものです。
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4人の女性キャラクターが浜辺で遊ぶ姿を堪能
今回の体験会で遊べるのは、VR対応になった「グラビアパラダイス」。グラビアのイメージビデオのように女の子が遊んでいる様子をいろいろな角度で観ることができるモードです。使用できる女の子は、「かすみ」、「マリー・ローズ」、「ほのか」、「女天狗」の4人。水着は9着用意され、朝、昼、夕方といった時間帯や、肌の日焼け具合も自由に設定できるというこだわりぶり。
チュートリアルにゲームの真髄が……
まずは、遊び方を説明してくれるチュートリアルからスタート。本来はさっさとスキップしたいところですが、今回の体験会ではこのチュートリアルが一番楽しめました。チュートリアルには、PS4のコントローラーがしっかりとPlayStation Cameraの範囲内にあるか確認し、位置情報を得る「ザックセンサー」というものが存在するのですが、これが女の子にぶつかると、コントローラーが振動し、“当たった”という感触を得られます。女の子も接触に反応をするので、ついついザックセンサーを当ててしまいます。このシステムは本当にスゴイ! まさに「DOA」シリーズに搭載された“やわらかエンジン”の真骨頂といったところです。当てすぎるとキャラに怒られちゃうのでご注意ください。
チュートリアルが終わると、ゲームの設定をします。4人の女の子からひとりを選び、着用する水着を選択します。さらに、時間帯を決め、日焼け度合いも決定します。また、水着が着くずれているかどうかの設定までできてしまいます。製品版では身体の濡れ具合なども変えられるそうです。
では、PlaySation VRを装着して、早速プレイしてみたいと思います!
ゲームがスタートすると、選んだ女の子ごとに決まった動きが展開され、さまざまな角度からその姿を鑑賞することが可能。角度変更は、自ら動いて視点を変える方法と、ボタンを押して違う視点にワープする方法の2つが用意されています。
自分で動いて視点を変える理由は、PSのコントローラーで視点を動かすと、視覚の移動と身体の移動に違和感が生じ、脳が混乱して酔いが発生するため。ワープの視点移動は、以前のPS VRの体験会でプレイした「バットマン」でも採用されており、VRコンテンツではメジャーな操作方法として確立されています。自ら移動する方法の場合、女の子を見る角度を変えるだけでなく、近づくことも可能。ぶつかりそうな距離まで接近できるので、臨場感がものすごいです。
視点移動以外にもギミックが用意されています。そのひとつが、□ボタンを押すことで背景を消すことができるというもの。背景がなくなることで女の子が際立ち、違った雰囲気が楽しめます。さらにザックセンサーも表示されなくなり、コントローラーを振って風を吹かせることもできるようになります。
PS VR発売と同時にVR対応に
体験会には、なんとシリーズを手がける早矢仕プロデューサーと新堀ディレクターまで来場するという力の入れようです。早矢仕プロデューサーは、「男の夢がひとつ叶いました」と語り、さらにはPS VRの発売日である10月13日に、「DEAD OR ALIVE Xtream 3」がVR対応になることを発表しました。ちなみにこのタイトルはすでに発売中で、基本無料版のダウンロードもできるので、PS4を持っている人は、即購入、もしくはダウンロードしてその日に備えましょう。
さらに新堀ディレクターは、シャイな記者がなかなか女の子にザックセンサーを触れさせない様子にしびれを切らしたのか、体験会の最後に正しい遊び方を伝授してくださいました。しかも、その様子を「動画で撮ってほしい」と要望があったので、バッチリ撮ってきました。
【動画】
新堀ディレクターによる渾身のデモプレイ動画。こういう風に遊べるんですね…
今回の体験レポートにより、「DEAD OR ALIVE Xtream 3」の秘めていたポテンシャルのスゴさがおわかり頂けたと思います。この感動をぜひご自分の目で体験してみて下さい!