パナソニックは、Technics(テクニクス)ブランドよりステレオインテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)「SU-G700M2」(税込価格29万8000円)と、フロアスピーカー「SB-G90M2」(同29万8000円/本)を11月26日に発売します。
また、既発売のステレオインテグレーテッドアンプ「SU-R1000」とターンテーブル「SL-1500C」のブラックモデルも11月26日に発売します。
パワーと透明感を兼ね備えたハイエンドサウンド
今回発売される2機種は、テクニクスブランドのハイエンドにあたるグランドクラスの製品。フラッグシップであるリファレンスクラスより継承した技術を生かし、オーディオファンが満足できる高音質を実現しています。
ステレオインテグレーテッドアンプ「SU-G700M2」は、上位機種であるSU-R1000で開発された電源技術を継承。力強いスピーカー駆動を実現するフルデジタルアンプを搭載しています。オーディオ帯域への干渉やリップルノイズの発生を低減する「高速スイッチング電源」や、電源のノイズ対策を徹底した「超低ノイズレギュレーター回路」により、パワフルながら雑味のないクリアなサウンドを再生します。
筐体内部は、電源部・パワーアンプ部・入力部を3分割した構造で互いの干渉を削減してノイズを低減。さらに、1.2mm厚の鋼板ボトムシャーシに2mm厚の鋼板を重ねた2層構造の高剛性シャーシが不要な振動を抑えます。また、各パーツには音質向上に寄与する高音質パーツを採用しています。
音声入力は、CDや音楽配信にも対応する各種デジタル端子を搭載。PHONO入力はMM型カートリッジに加え、新たにMC型カートリッジにも対応しています。本体カラーはシルバーとブラックの2色が用意されます。
フロアスピーカー「SB-G90M2」は、新開発の同軸2ウェイスピーカーユニットに、アルミニウム振動板を採用した16cm径のウーファーを2基搭載。スピーカーユニットをしっかり固定する「重心マウント構造」や、筐体内の定在波を抑制する新構造により、自然な中低域と躍動感のあるサウンドを実現しています。
Editor’s eye
「SU-G700M2」に「SB-G90M2」を接続したシステムで試聴したところ、とにかくクリアで歪みがないサウンドに驚かされました。同社のターンテーブル「SL-1500C」で再生したアナログレコードも、レコードらしい音の厚みは残しつつ、まるでハイレゾ音源かのようなスキッと突き抜けた透明感が感じられます。手持ちのレコードやCDをあらためて聴き直したくなるような音質となっています。
手持ちの機器に合わせやすいブラックモデルも登場
また、これまでシルバー系のカラーリングしか用意されていなかったステレオインテグレーテッドアンプ「SU-R1000」とターンテーブル「SL-1500C」の2機種にブラックモデルが追加されます。
これにより、手持ちのオーディオ機器とカラーを合わせやすくなり、古い機器の買い替えやアップグレードの選択肢が広げられます。自宅時間の増加により、オーディオ環境をアップデートしたいと考えている方は、ぜひブラックモデルもチェックしてみて下さい。
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