グルメ
2016/9/6 21:44

あまり知らないブラジルグルメーーコーヒー以外にも未知なる食の宝庫だった

日本中を熱狂させたリオ五輪の影響で、ブラジルへの注目度が高まっています。そんななか、興味深いイベントが開催されたので行ってきました。

その名も「ブラジル食品展示会」。コーヒー大国であることはわかりますが、それ以外のブラジルグルメはシュラスコぐらいしか知らないという人も多いのではないでしょうか。というわけで、気になったフードを中心に紹介していきます!

 

世界一のコーヒーは甘く滑らかな味で絶妙だった!

とはいえ、まずはコーヒーから紹介するしかないでしょう。これほど世界中で飲まれているドリンクもなかなかないと思いますが、ブラジルは豆の生産量で世界一を誇るコーヒー大国。量はもちろん、おいしさとしてもブラジルの名はよく挙がりますが、今回の展示会で品質世界一に輝いた豆と出会いました!

↑シティオ・サンセバスチャン
↑シティオ・サン・セバスチャン

 

それが国際品質コンテスト「カップ・オブ・エクセレンス 2015」で1位を受賞した、「シティオ・サン・セバスチャン」です。ワインやほんのり苦いチョコレートの風味が楽しめる一方、ラムレーズンのような爽やかな酸味も感じられ、甘く滑らかな余韻が絶妙でした。こちらは「トーアコーヒー」でこれから発売されるとのことで、要チェックですね。

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聞き慣れない会社ばかりが集まるなか、おなじみの「日本ハム」も出展していたので紹介します。「なぜ、日本ハムがブラジル?」と思いましたが、画期的な商品がありました。それが「マテ茶鶏」です。

 

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“飲むサラダ”と呼ばれるほど栄養価の高い、ブラジルが誇る健康茶・マテ茶を飼料に配合して育てられた鶏肉がマテ茶鶏。これをレモンやハーブで味付けし、一口サイズのサンドイッチにしたもので味わいました。肉質は柔らかくて旨味も豊富ながら、油っこさはなくきわめて美味! スーパーの精肉売り場などで売られているので、見つけたらマストバイといえるでしょう。

 

 

エナジードリンクやプロテインなどの機能性食品がすごい!

次に紹介したいのはエナジードリンク。このジャンルは、圧倒的知名度を誇る「レッドブル」をはじめ、様々な商品が展開されていますが、個人的には「化学薬品系の原料が入っているのでは?」と気になっています。しかしこの展示会で、100%天然由来の成分かつ合成着色料や保存料、タウリンはゼロ。グルテンフリーで白砂糖不使用という画期的な一本を見つけました。

↑ナチュラルエナジードリンク「オルガニック」
↑ナチュラルエナジードリンク「オルガニック」

 

それがオルガニック。日本でも、すでにアスリートやIT系のオフィスワーカーを中心に支持されているそうです。中身にはアサイー、ガラナ、マテ茶といったブラジルの健康フードが盛り込まれていてきわめてヘルシー! 味わいも、すっきりとしてやさしい印象でした。

 

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健康系でさらに驚いたのはプロテイン。大豆やホエイ(乳清)といった素材が多くのプロテインのベースになっていますが、なんとビーフを使ったプロテインが展示されていました。

 

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カカオベースになっていて、牛肉の味は皆無。ココアのようなテイストで、コク深く飲みやすいのが印象的でした。まったくの想像ですが、動物系のタンパク質なのでよりパンプアップに効果的な気がします。

 

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もうひとつ同ブースで驚きだったのは、まるでチョコレートのような固形のプロテインがあったこと。これはプロテインとココナッツオイルがベースになっていて、見た目だけではなくコクも甘さもまさにチョコレート。「プロテインをドリンクで飲むのは苦手」という人は、まずこれからはじめてみるとよさそうですね。

 

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そのほか、会場にはミスタードーナツの「ポン・デ・リング」の発想の元となった「ポン・デ・ケージョ」があったり、日本未発売の「アマゾンナッツ」があったりと、未知なるフードが盛りだくさんでした。2014年にはサッカーのW杯があったり、先日まで五輪が開催されたりと、身近な存在になってきているブラジル。次のオリンピックは日本開催ということで、今回紹介したような健康系フードはより広まっていくような気がします。

 

 

なお、ブラジル製品に関する詳細は「Apex-Brasil ~Be Brasil Tasteful Life~」で確認できます。同プロジェクトサイトでは、ブラジルに関する現地レポートやキャンペーンなどの情報を随時更新中。気になる人は、ぜひチェックしてみてください!