ゲームのデジタル・ダウンロード販売が主流になりつつある今日でもなお、物理的な箱入りのパッケージ版には根強い人気があります。実際に手に取れる感触や、購入したソフトを本棚などに並べられて生活をともにできることが魅力なのかもしれませんが、現在SNS上では、パッケージを木製で再現した労作が話題を集めています。
#Zelda pic.twitter.com/PqOTU8Njmj
— Pigminted (@Pigminted) April 4, 2022
「Pigminted」という人が注目を集めたのは、ゲームキューブ版『ゼルダの伝説 風のタクト』のボックスアートを見事に再現したものをTwitter上で公開したのがきっかけでした。
実はPigminted氏は、ハンドメイド作品やヴィンテージ商品などを扱う商取引サイト「Etsy」にショップを出しています。その店舗を見てみると、ほかにもゲームのボックスアートやメニュー画面、雑誌の表紙などを元にした木製のアートワークを作っていました。
その品ぞろえは『スーパーマリオランド』や『Super Castlevania IV』(スーパーファミコン版『悪魔城ドラキュラ』)、海外雑誌『NINTENDO POWER』や『メトロイドプライム』など。ほかにもPlayStationやXbox、ドリームキャスト関連などもあり、カスタムオーダーの依頼も可能です。
特注の木製ゲームボックスは決してお安くはありませんが(例えば、「メトロイドプライム」は150ドル〔約1万8500円※〕)、最近ではオリジナルの箱のほうが高値で取引される傾向があります。たとえば未開封の北米版『スーパーマリオブラザーズ』が1200万円以上で落札されたこともあり、逆に木製のほうが財布に優しいかもしれません。
※1ドル=約123.7円で換算(2022年4月7日時点)
Source:Pigminted(Twitter)
via:Ninendo Life