2014~2015年に放送された朝ドラ「マッサン」の効果もあり、絶好調なジャパニーズウイスキー。大手2社のほか、クラフト的な蒸溜所を持つ国産メーカーも活況を呈していますが、11月1日にとても話題性の高い一本が限定発売されます。それが「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」。ひと足早く試飲した感想とともに、紹介していきましょう!
メモリアルな傑作ウイスキーが2500円!
「ブレンダーズスピリット」という名称からも、同商品に対する想い入れが伝わってきます。それもそのはず、ニッカウヰスキーの主力であるブレンデッドウイスキー「ブラックニッカ」は今年で発売60周年。また、ブレンドに使われる素材も、きわめて贅沢な原酒が使われているのです。
初代ブラックニッカが発売された1956年蒸溜の余市モルト、1999年以前に西宮工場に設置されていた、カフェ式蒸溜機による長期熟成のカフェグレーン。さらに新樽熟成の余市モルトや、シェリー樽熟成の宮城峡モルトと、まさにブラックニッカブランド60年の歴史を堪能できる仕上がりになっています。
日本のウイスキーの父と称される、”マッサン”こと竹鶴政孝ファウンダーが手がけたモルトをはじめ、贅沢な原酒の数々。それにふさわしい、ロイヤルブルーのスクエアボトルにフロスト加工を施した高級感あふれるデザイン。メモリアルな限定商品でありながら、700mlが2500円という信じられない神コスパも魅力です。
味の特長は、チョコレートのような甘いフレーバーと心地よいピート香。さらに長期熟成原酒ならではの円熟味と、まろやかさが加わったリッチなテイストです。その時代のブレンダー達が脈々と築き上げてきた、おいしさの集大成とも言える傑作でしょう。この格安プライスは、マジで驚異的です!
現役のブラックニッカの各商品も記念ラベルで発売!
発表会も、なかなか見られない貴重な面々が集結しました。ニッカウヰスキーの岸本健利社長と佐久間 正チーフブレンダーのほか、歴代のブレンダーが登壇。ニッカの歴史や魅力について述べるとともに、個人的な想い入れや竹鶴政孝さんとのエピソードなども語ってくれました。
なお、もうひとつのアニバーサリーとして「ブラックニッカ クリア」「ブラックニッカ リッチブレンド」「ブラックニッカ ディープブレンド」が60周年記念仕様のラベルになって発売されます。これもファンにとってはひとつの楽しみといえるでしょう。
とにもかくにも、発売日の11月1日は要チェックです。60周年ということで、もし60歳を迎えるお父さんがいる人ならプレゼント用に絶対オススメ。数量限定ということで見逃す手はありませんよ!