日本時間5月10日、BNLイタリア国際のテニス大会に出場したジョン・イスナーとディエゴ・シュワルツマンの身長差38cmの凸凹コンビが話題になっているが、MLBではリーグ史上最長身の投手がジャイアンツでデビューするなど、スポーツ界では身長に関するニュースが反響を呼んでいる。
The photo you all came to see ?
Isner & Schwartzman take out Molteni/Gonzalez 5-7 6-3 10-1.@JohnIsner | @dieschwartzman | #IBI22 pic.twitter.com/bwM5ERMiL4
— ATP Tour (@atptour) May 9, 2022
ダブルスの1回戦に登場したイスナーとシュワルツマンのペア。イスナーは身長208cmで、シュワルツマンは170cm。身長差38cmのこの凸凹コンビが1回戦を突破した。
イスナーは自身のインスタグラムに画像を投稿。コメントでは「チーム名お願いします! ローマのグランデ×ペケ!」と、イタリアでの大会らしく大きい(グランデ)と小さい(ペケーニョ)と表現した。
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ちなみにイスナーといえば、2010年のウィンブルドンのシングル1回戦で、史上最長となる11時間5分の試合を3日間かけて行い勝利したことが話題になった。それまでの最長試合は2004年全仏オープンの6時間33分だったので、この先、この記録は破られることはないだろう。
#OnThisDay (2010): @JohnIsner defeats @nmahut 6-4, 3-6, 6-7(7), 7-6(3), 70-68 in the longest match in history at @Wimbledon.
The match spanned three days and lasted 11 hours, 5 minutes. pic.twitter.com/M4WbMUgeXr
— ATP Tour (@atptour) June 24, 2021
続いてメジャーリーグ(MLB)の話題を。日本時間5月7日、サンフランシスコ・ジャイアンツのショーン・ジェレがメジャー初登板。身長6フィート11インチ(約211cm)はジョン・ラウシュに並ぶメジャー最長身で注目された。ジャイアンツは過去には当時メジャー最長身だった208cmのランディ・ジョンソンが最後に所属したチーム。その名の通り、ジャイアンツに再び“巨人”が現れたことも話題となった。
MLB K No. 1 for @SFGiants pitcher Sean Hjelle! pic.twitter.com/S0DqHdpdcV
— MLB Pipeline (@MLBPipeline) May 7, 2022
ちなみに、ジャイアンツといえば日本の巨人も負けてはいない。古くはのちのジャイアント馬場が所属し、ジョンソンと同じ208cmだったエリック・ヒルマンも千葉ロッテマリーンズのあと、巨人でもプレーしている。
この最長身、実はMLBよりもNPBのほうが高い。NPB史上最長身は、2014年に東北楽天ゴールデンイーグルスで7登板した7フィート1インチ(約216cm)のルーク・ファンミル投手。アメリカではAAA級で投げたものの、メジャーデビューは果たせなかったからだ。
育成選手の西村弥選手、ルーク・ファンミル選手との間で支配下選手としての契約に合意しました。http://t.co/SQxhDpyhGf#rakuteneagles pic.twitter.com/36VKJlgAv3
— 東北楽天ゴールデンイーグルス (@Rakuten__Eagles) March 26, 2014
なお、MLBではヒューストン・アストロズのホセ・アルトゥーベ(168cm)とジェレの43cm差の対戦が楽しみだが、残念ながら今季レギュラーシーズンの対戦カードはない。ポストシーズンで対戦となれば、こちらも話題になるだろう。