任天堂は、Nintendo Switchのオンラインプレイをより楽しくする「Nintendo Switch Online」アプリのiOS版を2022年夏頃にアップデートし、動作環境をiOS 14.0以降とすることを予告しました。つまりiOS 13以前のiPhoneやiPadでは、Switch Onlineアプリが動かなくなる見通しです。
現行バージョンのアプリはiOS 12以降で動作していますが、今後は条件が厳しめになる格好です。
2022年夏ごろに、iOS版『Nintendo Switch Online』アプリのアップデートを実施予定です。このアップデートで動作環境を「iOSバージョン14.0以降」に変更します。
「iOSバージョン13以前」の端末ではアプリがご利用いただけなくなりますので、ご注意ください。 https://t.co/8MAqv91nHe
— 任天堂サポート (@nintendo_cs) June 21, 2022
今回の変更について任天堂は理由を明らかにしていませんが、アップルはiOS 13以前のデバイスは4%未満としているため、足切りをしても問題ないと判断されたとも推測されます。
iOS 12が最後のアップデートとなったのは、iPhone 5s、iPhone 6、初代iPad Airおよび第3世代iPad mini 3です。つまり、これら製品を使っているSwitch Onlineアプリのユーザーは、「2022年の夏」のアップデート以降には利用できなくなるわけです。
それより新しいデバイスでも、何らかの事情でまだiOS 12を動かしている方は、最新のiOS 15にアップデートすれば解決します。iPhoneやiPadのiOSバージョンは、「設定」→「一般」→「情報」で確認できます。
「Nintendo Switch Online」アプリは、Nintendo Switchユーザーがゲームと連携する特別サービスへのアクセス、オンラインのフレンドの確認や、オンライン対戦中にボイスチャットを利用できるアプリです。『あつまれ どうぶつの森』や『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』などの人気ゲームとも連動しており、いっそう楽しみを深めてくれます。
その一方で、ここ最近は任天堂の関わるスマホゲームは新作が出なくなっています。やはりアップルやGoogleのアプリストアに手数料を支払うよりも、自社のゲーム機でのビジネスの方が儲かるためかもしれません。
Source:任天堂(Twitter)
via:9to5Mac