韓国サムスンは自社のスマートテレビ向けに、「Gaming Hub」をリリースすると発表しました。これにより、米グーグルの「Stadia」やNVIDIAの「GeForce Now」などが遊べるようになります。
サムスンのスマートテレビといえば、先日にはXboxのゲーム機を所有していなくても、クラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」が遊べるようになると発表したばかり。今回のGaming Hubは、それに追加されるものとなります。
サムスンのGaming Hubではゲームコンテンツがプレイできるだけでなく、ゲームの予告編やゲームプレイ動画も配信されます。さらに、YouTubeやSpotify、Twitchなどのアプリも統合。近日中に、米アマゾンのクラウドゲームサービス「Luna」も追加予定となっています。
Gaming Hubに対応するのは、2022年モデルのサムスン製スマートテレビ(Neo QLED 8K、Neo QLED 4K、QLED、Smart Monitor)で、ソフトウェア・アップデートにより利用が可能になります。またゲームのプレイには、Bluetoothコントローラーが必要です。
このようなクラウドゲームサービスは、すでにAndroid TVやLGのスマートテレビへの展開が始まっています。近い将来、ゲーム機を持たずともテレビだけで高品質なゲームができるのが、当たり前となるのかもしれません。
Source: サムスン via 9to5Google