グルメ
2022/7/12 19:45

人気店の監修で「コンビニサラダ」は進化するか? 4社のサラダを食べ比べて最新トレンドをチェック

「コンビニサラダに革命が起きた!」かもしれないと思いました。ナチュラルローソンが、日本におけるカスタムサラダのリーディングブランド「クリスプ・サラダワークス」とのコラボレーション商品を発売したのです。

↑ナチュラルローソンではなかなかの異彩を放っていました。ラベルのQRコードは「クリスプ・サラダワークス」で使えるクーポンになっています

 

ナチュラルローソンは過去に「HIGH FIVE SALAD」と協業、またファミリーマートは昨年から「サラダカフェ」監修の商品を出していますが、クリスプ・サラダワークスといえばDX(デジタルトランスフォーメーション)でも有名な外食スタートアップ。しかも今回のコラボ商品は、ケールやパクチーなどが入った“攻めた味”のサラダです。

 

そこで知りたいのが、コンビニサラダの最新事情。セブン-イレブンとファミリーマートに、ハイクオリティな惣菜が人気の成城石井も加え、4社のサラダを食べ比べました。

 

【ナチュラルローソン】鮮烈な風味と食感でインパクトが抜群!

↑「スパイシー・ケール・バイマイ」。アメリカで人気の、タイ発祥の調味料「シラチャーソース」を使ったドレッシングが付いています(写真はそれをかけたもの)

 

ナチュラルローソン
スパイシー・ケール・バイマイ
700円(税込、以下同) 

 

まずは話題のクリスプ・サラダワークス監修商品から。同店は2014年に創業。現在は東京と大阪に計19店舗を展開し、年間70万人以上が利用しています。今回のコラボサラダは「スパイシー・ケール・バイマイ」という商品名で、ケールをメインにブロッコリー、にんじん、紫キャベツ、パクチー、チキン、クラッシュナッツなどがトッピング。なお、ケールは青汁の原料として知られ、アメリカでは大人気の野菜です。

↑全体的に、食感も味もトガりまくり。そのぶん、調理されたブロッコリーはやさしい食感と味に感じました

 

味で印象的なのは、食べごたえのインパクト。ケールの苦みとパクチーの香りがパワフルで、ピリ辛クリーミーなドレッシングが鮮烈な風味の野菜によくマッチしています。ケールや紫キャベツはジャキッと、にんじんは生でコリッと、チキンも大きめでブリッとしており、満足度は十分。個人的には水気がないのでベチャッとせず、ドレッシングの味が薄まらない点も好印象です。

 

続いては、セブン-イレブンの1/3日分のたんぱく質が摂れる鶏むね肉サラダ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
全文表示