米モトローラの次期折りたたみスマートフォン「razr(第3世代)」の姿が、同社幹部によって公開されました。
折りたたみスマートフォンとしてのrazrシリーズは、2019年に初代モデルが登場し、2020年には5G通信に対応した「razr 5G」が発売されました。どちらも、ディスプレイを縦方向に折りたたむことでコンパクトに持ち運べるのが特徴です。また、本体を折りたたんだ状態ではカメラ上部に「こぶ(飛び出し)」が存在しています。
Lenovo Mobile Chinaにてゼネラルマネージャーを務めるChen Jin氏が公開した、razr(第3世代)。その本体からは先述のこぶがなくなり、折りたたみディスプレイが本体の四隅まで広がっていることがわかります。このようなデザインは、韓国サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」とも共通しています。また本体外部には、引き続き大画面のサブディスプレイが搭載されているようです。
これまでのリーク情報によれば、razr(第3世代)は本体背面に5000万画素メイン+1300万画素超広角のデュアルカメラを搭載。またプロセッサに米クアルコムの「Snapdragon 8+ Gen1」を搭載し、120Hz駆動ディスプレイを採用するなど、一気にハイエンド級の性能を手に入れるようです。
現在の折りたたみスマートフォン市場では、矢継ぎ早に新製品を投入するサムスンが他社を一歩リードしています。しかしモトローラやOPPO、シャオミ、ファーウェイなど、他のプレーヤーからの魅力的な製品の登場にも期待したいものです。
Source: Weibo 1, 2 via 9to5Google