毎日暑い日が続き、キッチンに立つのも一苦労……。パッと作れて、美味しいおかずはないだろうかと、悩んでいる方におすすめなのが『せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ』(せんべろnetひろみん・著/ワン・パブリッシング・刊)です。
これはせんべろ好きな方なら情報収集として使ったこともある「せんべろnet」の書籍。年間800軒を飲み歩くという運営者のひろみんさんが厳選したレシピが掲載されています。
今回はこの中から、実際に作って「旨い!」と唸った3品をご紹介します。作り方も簡単で、ほろ酔いでも作れるレシピばかりでしたよ!
どんなレシピ本なの?
世の中にはさまざまなレシピ本はありますが、「一刻も早く飲みたい」ならこの『せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ』がおすすめです。どのページをめくっても、だいたい冷蔵庫にある食材と調味料で作ることができてしまいます。
また家飲みしていて「あぁ〜もう一品、つまみが欲しいなぁ〜」という時でもチャチャッと作れるような簡単さも魅力の一冊でした。
とにかく、缶ビールを片手にほろ酔いでも「簡単に作れる」をモットーに、面倒くさがり屋な私でも作れる、お酒がすすむレシピばかりです。
(『せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ』より引用)
本書は大きく分けると2つの章に分かれています。
・大好きな酒場に教わるおつまみレシピ12!!
・せんべろnetのお酒が止まらなくなる、簡単おつまみレシピ!
そう、簡単に作れるレシピだけでなく「あの」名店のおつまみレシピも掲載されているのです。これは「せんべろnet」さんのネットワークだからこそかもしれませんね。実際に行ったことのあるお店のレシピも掲載されているかもしれませんよ。自宅にいながら「あの」味を食べたい人にもマストバイな一冊でしょう。
その手があったか!「わかめスープできゅうり」
ここからは、簡単おつまみレシピの中から、私の独断と偏見で「簡単なのにうまかった」3つのレシピをご紹介します。
夏場は必ずと言っていいほど、きゅうりを冷蔵庫に入れている我が家。暑くて何も食べたくなくても、きゅうりなら食べられます。
しかし、毎回同じ食べ方で正直、飽きが……(笑)。ドレッシングを変えたり、自家製タレを作ってみたり、切り方を変えたり、アレンジしているのですが、それもそろそろ限界を迎えようとしていました。
私と同じように限界を迎えている人に試して欲しいのが「わかめスープできゅうり」です。これ、叩いたきゅうりにわかめスープを混ぜて、冷蔵庫に30分ほど放置するだけでできます。
これは、簡単すぎるのに旨い! しかもちょっとラー油を垂らしたり、胡椒を足したり、「わかめスープできゅうり」をベースにアレンジするのが最高! ぜひお試しください。
さっぱりで、いい感じ!「サバ缶でガリさば」
一家にひとつあるであろう、サバの水煮缶を使ったレシピをご紹介します。火もレンジも使わずそのままできちゃうのに「え、こんなに美味しいの?」と驚いた逸品です。全くお酒を飲まない旦那からも大好評でした。
作り方は、お寿司屋さんにある「ガリ」とサバの水煮缶、青じそを混ぜるだけの手軽さ。お寿司を買うと付いてくるガリですが、なんとな〜く冷蔵庫にストックされてませんか?(笑) それを消費するのにもおすすめですよ!
甘酢のさっぱりさと、サバの脂がめっちゃ合う! 暑い日のご飯のおかずにもぴったりでした!
夏でもちくわぶ食べたいじゃん!「ちくわぶナポリタン」
居酒屋っぽく、鉄鍋に移してみました(笑)。
0.5cm程度の薄切りにしたちくわぶをパスタ代わりにした「ちくわぶナポリタン」は、もっちもち&満腹感も得られてめちゃ旨でした。大人はもちろんのこと、お子さんにも喜ばれるメニューですよ。
ちくわぶってどうしても「おでん」のイメージがあるので、冬以外は買ったことがなかったのですが「なるほど、こんな使い方もあるのか!」とレシピの幅を広げてくれました。見た目もかわいいので、女子会などにもおすすめです。
他にも、「さきイカにんじん」「砂肝のカリッとぽん酢」「ゆかりマヨうどん」など紹介したいレシピがいっぱいなので、続きは『せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ』でお楽しみください。
お酒を飲む人だけでなく、夏場の料理はちょっと大変だなぁ〜と思っている人にもおすすめできるレシピが満載です。ぜひお試しください!