中国Xiaomiが開発中と噂されているタブレット「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチモデル」(以下、Xiaomi Pad 5 Pro)らしきベンチマーク結果が、定番テストアプリGeekbenchの公式集計サイトGeekbench Browserに出現しました。
このタブレットは、前は「Redmi Pad 5G」(RedmiはXiaomiのお手ごろ価格ブランド)と推測されていたもの。今では「Xiaomi Pad 5 Pro」の名前となり、8月11日に中国で発売されるとみられています。
本製品は、すでに3CやCMIIT(どちらも中国の認証機関)公式サイトに登場しています。そのデバイスがGeekbench Browserにも現れ、使用チップセットやRAM、OSなどの主立ったディティールが分かった次第です。
それによると、Xiaomi Pad 5 ProのCPUはクロック1.8Ghzの4コア、2.42GHzの3コア、3.19GHzの1コアで合計8コアとのこと。そしてGPUとしてAdreno 650も搭載されており、クアルコム製のSnapdragon 870であることは明らかです。
さらにRAMは8GBを搭載しており、タブレットとしてはかなりの大容量です。またOSはAndroid 12ベースのOSとされていますが、これはRedmi Note 10 Pro等でも動くMIUI 13と思われます。
その性能はといえば、Geekbench 5のシングルコアスコアが986点、マルチコアテストで3117点を記録しています。すでに日本でも販売中のXiaomi Pad 5(チップセットがSnapdragon 860、RAMは6GB)のスコアを軽く上回っており、なかなか性能に恵まれないAndroidタブレットとしてはかなり期待が持てそうです。
ただ、円安を受けてXiaomi Pad 5も8月に値上げされたばかり。いずれ国内でもProモデルが発売される頃には、円安が緩やかになっていることを祈りたいところです。
本日は皆様にちょっとしたお知らせがあります。
いつもXiaomiを応援いただいている皆様にはとても心苦しいのですが、8月1日より開始する弊社特定製品の価格改定に関するお話です。
詳しくはこちらの手紙にしたためましたのでご覧ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/ibYtlIQM8t— Steven Wang (@swang169) July 28, 2022
Source:Gizmochina