中国レノボは折りたたみディスプレイを内蔵したノートパソコンの第2世代モデル「ThinkPad X1 Fold(2022年モデル)」を海外発表しました。
2020年に発表された「初代ThinkPad X1 Fold」では、折りたたみ可能な13.3インチ/アスペクト比4:3の有機ELディスプレイを搭載。片方の画面にキーボードを表示して通常のノートパソコンとして利用したり、あるいは本体を広げてタブレットとして利用することも可能です。
今回のThinkPad X1 Fold 2022では、より大画面な16.3インチ/2560×2024ドットの有機ELディスプレイを搭載。大画面なだけでなく、ピーク輝度600ニトでDolby Visionに対応、DCI-P3 100%準拠の高い表示品質を実現しています。また本体にはBluetoothキーボードを接続したり、あるいはスタイラスで手書きメモやお絵描きを楽しむこともできます。
プロセッサには第12世代Core i5/i7を搭載。最大32GB RAM/最大1TB SSDを搭載し、バッテリー容量は48Wh(オプションで16Whの拡張も可能)。キーボードには指紋認証センサー、本体には500万画素の顔認証対応カメラを搭載。本体重量はディスプレイのみで1.28kg、キーボードとスタンド込みで1.9kgとなっています。
ThinkPad X1 Fold 2022は11月の出荷を予定しており、海外価格は2499ドル(約35万円)となっています。円安の影響もありかなりお高いモデルとなっていますが、画面を自由に折りたためる利便性は、一度体験してみたいものです。
Source: Lenovo/YouTube via GSMArena