これまでXbox Series XでXbox Oneのゲームディスクを遊ぶときは、オンラインに接続してDRM(デジタル著作権管理)サーバーで認証を受ける必要がありました。これが不要となり、オフラインでもXbox Oneのディスクがプレイ可能になったと報じられています。
Xbox Series Xが発売されて以来、Xbox Oneのディスクを直接セットしたり、ハードディスクにインストールした場合でも、ネットに接続する必要があることは不評でした。マイクロソフトのDRMサーバーが落ちているときは遊べず、また将来的にDRMサーバーが閉鎖された場合は過去のゲームがまったくプレイできなくなる恐れがあるからです。
なお、Series Sはそもそもディスクドライブがないため、この問題は技術的にあり得ません。
それが9月6日にリリースされた更新により、オンラインでのチェックが不要となりました。
XboxエンジニアリングリードのEden Marie氏がユーザーからの指摘に応え、事実だと認めています。なお「一部のゲームでは、最高の体験を保証するために、インストール後にオンラインで更新する必要がある場合があります」とのことです。
Yes, this is true since the 2206 update. We examined data since Series X|S launch & determined the online compatibility check isn't needed in the vast majority of cases for Xbox One discs. Some games may still need to be updated online after install to ensure the best experience.
— Eden Marie (@neonepiphany) September 19, 2022
いまなおXbox Series Xの初期設定にはオンライン接続が必要であり、後方互換性のあるXboxおよびXbox 360のゲームも、ディスクを挿入した後にダウンロードを行うため、インターネット接続なしには遊べません。とはいえ、今回のアップデートにより、ネット環境が不安定だったり、マイクロソフトのサーバーが停止しているときも、ほとんどのXboxゲームはプレイできそうです。
Source:Gamesradar